猫を飼っているとつい猫にいろいろ食べ物をあげたくなりますよね。
でも猫にとってダメなものもあるんです。
時には命の危険にさらされてしまうこともあるので欲しがっても何でもかんでも猫に与えるのは気を付けないといけないです。
どんなものが猫にとってはダメな食べ物かと欲しがった時にどうやって回避するかをまとめました。
スポンサーリンク
猫の食べ物でダメなものは?
猫は自分で食べてもいいかを一応は判断しますが、それが絶対とは限りません。
与えたら食べるから大丈夫と思って猫に与えると危険なものもあります。
人間のように汗をかくわけではないので塩分はほとんど必要ないと言ってもいいです。
人間の食べ物は猫にとっては塩分が多すぎるので小さな猫にとってはかなり負担であるといえるでしょう。
また、猫がミルクを飲んでいる姿は可愛いですが、人間が飲む牛乳は下痢を起こすことがあるので、猫専用のミルクを与えるようにしましょう。
猫の食べ物で危険なものは?
ちょっとぐらい大丈夫と思っても猫にとったら危険な食べ物もあります。
■ネギ類
ネギ類は小動物が食べると血液中の赤血球が壊れてしまうので、貧血になったりしてしまいます。
子猫や歳をとった猫が食べると最悪、死んでしまうこともあるので絶対に与えてはだめですよ。
ネギ科の食べ物で玉ねぎや長ネギは気を付ける人が多いのですが、らっきょうやにんにく、ニラなどは意外にネギと同じだと思っていない方も多いのであげてしまうこともあるようです。
玉ねぎ、長ネギ、にんにく、らっきょう、ニラを料理で使う時は気を付けてくださいね。
知り合いのうちの猫がカレーを作っておいて置いたら、飼い主さんがいないうちにカレーを食べてしまったらしいです。
その時は大事には至りませんでしたが、作り置きなどをするときは猫が触れないようにしておかなくてはいけません。
ネギ中毒というように、猫や小動物にとってネギ類は毒なので気を付けなければいけません。
■チョコレート(カカオ)
チョコレートは甘くておいしいので、猫にもお裾分けしたくなる気持ちもすごくわかります。
ですが、猫にとってはチョコレートなどカカオが使われているものには猫にとって毒な成分が含まれています。
猫がチョコレートを食べると脈が速くなり、痙攣などを起こしたりして食べた量が多い場合は死に至ってしまうこともあります。
■アボカド
アボカドを猫が食べてしまうと呼吸困難を起こしてしまうケースもあるので、どれぐらいなら大丈夫というよりは、あげない方がいいですね。
アボカドは人間でも日常的に食べるものではないので、それをあえて猫に与える必要もないということです。
■魚の骨・肉の骨
猫は魚が好きなイメージがありますよね。
魚を口にくわえて走っているイメージがあるからですかね。
ですが、骨が内蔵などにささってしまうこともあり、そうなると手術が必要になりとても大変になります。
魚や肉を与えるときは骨をしっかりとってから与えてくださいね。
■魚介類
魚の骨と同様、猫は魚介類が好きそうなイメージがありますが、生の魚介類は「チアミナーゼ」という成分がビタミンB1を破壊してしまうのでフラフラになってしまいます。
時には痙攣も起こしてしまい、死んでしまうこともあるそうなので、加熱してあげるにしても注意する必要があります。
■ドッグフード
猫も犬も食べ物に違いがないと思いがちです。
猫と犬と一緒に飼っている人は特に気を付けてください。
犬と一緒のドッグフードをずっと与え続けていると栄養不足になってしまいます。
犬には「タウリン」は必要ないのでドッグフードには入っていませんが、猫には「タウリン」という成分が必要です。
そのためドッグフードを猫が食べ続けると「タウリン欠乏症」になってしまい、失明してしまうこともあります。
スポンサーリンク
猫が食べ物を欲しがる時に気を付けることは?
猫が人間の食べ物を欲しがることはあると思いますが、なんでも与えてしまうのはよくありません。
しつけの問題にもなりますが、基本的には人間の食べ物は猫には与えないようにするほうがいいですね。
もしも飼い主さんが食べ物を食べているときに猫が欲しがる時は、人間のものをあたえるのではなく、その時にキャットフードを数粒あげたり、猫用のおやつを上げるようにするといいですよ。
また、勝手に食べ物を食べようとしたときはちゃんと「ダメ!」と叱って猫にも食べて駄目だということを覚えさせる方がいいでしょう。
まとめ
猫と一緒に生活していると、ついそのかわいらしさから人間の食べ物を与えたくなってしまいますよね。
でも、可愛いからこそいつまでも健康でいてほしいですよね。
人間の食べ物には塩分も多く含まれていますし、猫にとっては負担になることが多いので気を付けてあたえてくださいね。
スポンサーリンク