猫も水虫になる事をご存知でしたか?
猫の水虫は人間のものと少し異なりますが、猫から人に移る事もあると言われています。
今回は、猫の水虫に焦点を合わせて一緒に検証していきましょう。
猫がかかる水虫の特徴や予防の仕方を抑えておきましょう。
ぜひ参考にしてください!
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猫も水虫 になるの?
水虫の原因菌は白癬菌(はくせんきん)と言われる細菌です。
猫の免疫が下がっている時や不衛生な環境で、人や犬・猫を介して白癬菌が付き、足や体にも水虫が出来ると言われています。
特に厄介なのは、爪の水虫になった場合で、その爪で身体を掻く事で菌が分散してしまいます。
ですから、出来るだけ早めに発見して治療してあげる事が必要になってきます。
猫の次のような仕草をチェックしておきましょう。
・顔や耳、手足に円形の脱毛が見られる。
・カサブタやフケが見られる。
・ブツブツが見られる。
・一部分だけしきりに毛を舐めている。
・毛がよく抜けている。
・皮膚の一部が赤くなっている。
・ペットホテルなど、多種類の動物が集まる所に行った。
・家族に水虫の症状を持つ人が出た。
上記のような症状が見られたら、直ぐに動物病院に連れて行ってあげましょう。
通常、抗生物質の服薬などで3週間~1ヶ月で治ると言われています。
発見が早いと、回復も早い事を覚えておきましょう。
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猫の水虫は人間にうつるの?
猫の水虫が厄介なものである理由の一つに、人への感染があります。
逆に、人の水虫が猫に移る場合もあります。
室内で飼っている猫ちゃんの場合、水虫菌がありとあらゆる場所に広がってしまう事を考えると、恐ろしさは簡単に想像できますね。
ここでは、水虫を最大限に予防するいくつかのアイディアをあげておきます。
■猫ちゃんのベッドはきれいにして、毛布などは小まめに換えてあげます。
洗濯は60℃以上の熱湯に10分以上漬け置き、天日干しで乾かします。
洗濯機を使う場合は、コロコロを使て猫の毛を取ってから洗うか、台所用などのスポンジをを使って毛を撫でて取ってから洗うようにします。
■バスマットなど、濡れたままで床に放置していると細菌が繁殖しやすくなります。
繁殖した細菌が猫ちゃんの水虫になってしまわないように、お風呂場は特に換気に注意してバスマットは使用後に直ぐ干すようにしましょう。
■シャンプーは動物病院ですすめられる薬浴用シャンプーか、皮膚に低刺激なものを使ってあげる。
猫の水虫はどんな症状になるの?
では、猫の水虫の症状について見ていきましょう。
人間のものと異なるのは、痒みがあまりなく・カサカサしている事です。
また、足以外にも体の至る所に発症します。
症状別に見ていきましょう。
■初期症状
皮膚がカサついている・フケがよく出るなどの症状が現れる。
猫が気に入っているマットやカーペットは出来るだけ素足で踏まないようにし、定期的に掃除をしましょう。
■軽度の水虫
受診後、軟膏や保湿ローションなど症状に合わせた毎日のお手入れが必要です。
猫ちゃんのストレスにならないように、寝る前にエリザベスカラーを着けてから薬を塗るなどの工夫が出来ます。
■重度の水虫
脱毛や紅斑が体中に見られるようになり、治療にも時間が掛かってくるようになります。
治療には飲み薬や軟膏など、根気よく続ける必要が生じてきますが、完治してもまた発症しやすいという事を念頭に、あきらめずに治療に専念しましょう。
また、患部を触ってしまっても、石鹸で手を洗えば最近は死滅しますから、過度に怖がらないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
猫ちゃんにとって湿度が高く、ジメジメした梅雨の時期以降はそれでなくてもストレスがたまりやすくなり、免疫力が下がってしまいます。
私たちが感じる以上にペットは体温も湿度も高く、細菌の標的になりやすい事を覚えておきましょう。
また、運動や食事量が健康のバロメーターになっている場合が多くありますから、最近元気がないなと気が付いたらしばらく観察してあげましょう。
お大時にしてくださいね!
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