犬の鼻は普段は湿っていますよね。
湿っているのが当たり前だと思っているので犬の鼻が乾燥しているとどこか悪いんじゃないかと心配になってしまいます。
犬の鼻が乾燥するときはどんな時なのでしょう。
今回は犬の鼻の乾燥についてお伝えします。
病気の場合もあるので参考にしてみてくださいね。
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犬の鼻が乾燥していても大丈夫?
もともと犬の鼻が湿っているのは、人間よりも嗅覚がすぐれている犬だからこそというものがあります。
今ではあまりやる人はいませんが、時代劇のようなもので人差し指をなめて風向きを調べているシーンを見たことないですか?
犬の湿った鼻はそういったレーダーのような役割をしているのです。
ですが、眠くなってきたときや安心しているときなどは犬の鼻が乾燥することもあります。
安心していればピリピリと警戒する必要がないので、鼻を湿らせてレーダーの代わりをすることがないのです。
我が家の犬も私の膝に入ってきて、安心して眠そうなときは鼻をさわっても乾燥しています。
それでも、元気にご飯も食べますし、便や尿も普段と変わらないので心配していません。
鼻が乾燥して眠そうなら「あ~眠いのね~」と言って撫でてあげると安心してすぐに寝てしまいます。
その他にも寝起きなども鼻が渇いています。
普通にご飯も食べれて水分も取れているなら、そんなに心配する必要はないと言えるでしょう。
水分不足で鼻が乾燥することもあるので、水分だけは気を付けてみてあげてくださいね。
犬の鼻の乾燥は老化するとなるの?
犬の鼻が乾燥するときは、
・眠い時
・寝起き
・安心しているとき
・水分が不足しているとき
などが考えられますが、実は犬の鼻は老化とともに乾燥していくと言われています。
人間で言ったら潤いがなくなるという感じでしょうか。
犬の鼻にはたくさんの溝があります。
その溝がら水分を調整してにおいのセンサーを働かせています。
この機能が老化により低下してきている場合もあります。
この老化によって犬の鼻が乾燥してくると、他の皮膚も乾燥してくることがあるので、肉球などもひび割れを起こすことがあるので高齢の犬の鼻が乾燥している場合は、肉球もチェックしてあげてくださいね。
老化で鼻や肉球が乾燥してひび割れを起こしているときはワセリンを少し塗るといいと言われています。
あまりにも気になるようであれば病院で相談することをお勧めします。
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犬の鼻が乾燥してかさぶたになっているのは病気なの?
眠たい時や寝ているとき、老化など病気ではないけど犬の鼻が乾燥していることもあるので一概に犬の鼻が乾燥しているから病気ということはありません。
ですが、犬の鼻が乾燥してかさぶたになっているときはちょっと注意が必要です。
散歩の途中で鼻をすりむいてしまって、そこが乾燥してかさぶたになったのであれば、様子を見ていれば治まることもあります。
すりむいた様子がないのに乾燥してかさぶたがあるなら次の病気を視野にいれておいて症状を観察するのがいいですね。
■感染症ジステンパー
ジステンパーは鼻の乾燥やカサカサします。
それよりも熱が出たり下痢など他の症状も併発することが多いので、そちらも確認しておきましょう。
ジステンパーは健康な成犬ならかかっていたことに気づかないうちに治ってしまうこともあるぐらいです。
ただ、老犬や子犬などは他の菌にも感染して重症化してしまうことがあるので特に注意が必要です。
■アレルギー
犬の鼻は地面に近いところにありますし、常ににおいをかくために「クンクン」しているのでアレルギー反応が出てしまうものに触れてしまうと、鼻水などが乾燥して鼻がカピカピになってしまうこともあります。
人間でもアレルギーで鼻水が止まらなくなってしまうと鼻が乾燥しますよね。
アレルギーがあるかどうかは病院で検査すればわかります。
■自己免疫性皮膚疾患(犬の天疱瘡)
犬の天疱瘡は犬の皮膚の病気としてはよくあるものです。
鼻の周りにできはじめだんだんと広がっていきます。
自己免疫性皮膚疾患は水泡ができてそれがかさぶたになっていきます。
ぼこぼことかさぶたになるので心配ですが、かゆみはほとんどないです。
犬が気にしてかさぶたをはがしてしまったりすると化膿してひどくなると死んでしまうこともある病気です。
紫外線がよくないので、紫外線を浴びないようにして薬で治療することになります。
まとめ
犬の鼻が乾燥していて心配いらないものと、病気なものもあります。
寝起きや眠いなどの時以外で鼻が乾燥していてそれ以外にも症状等がある場合は早めに病院を受診してくださいね。
早めの治療が犬の負担を減らすことになるでしょう。
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