インフルエンザの時期はとてもつらいですね。
子供が、またはあなた自身がインフルエンザにかかって療養を強いられている場合、気になるのが他の家族に移さないかどうかという事かもしれません。
人間であれば、近付かないなどお願い出来ますが、では犬の場合はどうすれば良いのでしょうか?
犬のインフルエンザにかかった症状は人間と違うのでしょうか?
では、さっそく見ていきましょう。
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インフルエンザは犬にうつるのか?
インフルエンザは人から人、犬から犬に感染します。
ですから、家族に移る事はあっても犬にはまず移らないという事を知っておきましょう。
ただ、免疫力が低い・生活環境が悪いなど犬でも人でも病気に掛かりやすい環境は同じですから、以下のような点に気を付けて犬がインフルエンザを発症しないように気を付けてあげる必要はあります。
①キレイな水を十分与える
水分補給は病気の予防に肝心です。
毎日きれいな水を与えて、健康管理に気を付けてあげましょう。
②エサ入れをキレイに洗う
エサ入れが汚れて細菌が繁殖するケースが多くあります。
犬の食器にヌルヌル感がある場合にはまだ汚れが落ちていない証拠ですから、お湯を使うまたは酢で洗うなど、いろいろ効果を試してみましょう。
③インフルエンザの症状を観察して必要であれば受診をさせる。
咳や発熱、鼻水など次の項目で挙げるような症状を観察しましょう。
④免疫力を高める
これは日頃から行っておきたい予防策と言えますが、健康を維持するには体を鍛えておく事もとても大切です。
免疫力を高めるためには定期的な運動や質の良い食事が欠かせません。
⑤予防接種を受けておく
犬のインフルエンザの予防接種があります。
特に、インフルエンザの悪影響を受けやすい仔犬や老犬の場合には予防をしておく事で症状が軽く済む事も期待出来ます。
ただ、人間の場合と同じく季節性のインフルエンザや新型インフルエンザなど、予防接種をしても掛かってしまうものがあるため、判断は飼い主さんに寄る所となります。
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犬がインフルエンザにかかったらどんな症状になるの?
人間の場合と異なっても、犬のインフルエンザは存在します。
そして犬から犬には感染しますから、多頭犬がいる家であれば、他の犬との接触を避ける事は感染を防ぐために大事であると言えます。
では、実際にどのような症状が見られるのでしょうか?
犬がインフルエンザにかかった場合の状況をまとめてみます。
■初期症状
・咳や鼻水が出る
・元気がない
・散歩に行きたがらない
・発熱が見られる(39.5℃以上あれば要注意)
・食欲がない
■薬
必要であれば抗生物質や、咳を緩和させる薬などワンちゃんの症状に合った薬が出されるでしょう。
■回復期
・通常1~3日の発熱で症状が落ち着いてきます。
・食欲が出てきます。
・元気が出てきます。
・安静が一番の薬です。
・温かめのベッドでゆっくりと体を休ませてあげましょう。
■エサ
消化の良い柔らかめのエサが良いでしょう。
添加物の多いおやつ類は控えるか、元気になるまではお預けにしておきましょう。
■散歩
回復気が十分ゆっくり過ごせるように、散歩は控えめにします。
元気が出てきたら少しずつ運動をさせてあげましょう。
■受診
初期症状が見られたら電話で指示を仰ぐか、受診させる事が出来ます。
特に、肺炎を起こしている可能性があれば早く病院に連れて行きましょう。
回復期に入っているのであれば様子を見て必要であれば受診させましょう。
しかしながら、他の犬の接触は免疫力低下のため出来るだけ避けたいところです。
また、ワンちゃんのインフルエンザの菌がよだれや便に含まれているため、他の犬との接触には十分気を付けましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ワンちゃんの具合が悪い姿は見ていてつらく何とかしてあげたいものですね。
しかし、数日ゆっくり休む事が出来ると回復に向かって良くなってくれますから、先ずはシッカリと休養させてあげましょう。
多頭犬を飼っている場合にはインフルエンザが他の犬に移らないように十分気を付けましょう。
お大事にしてくださいね。
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