猫の顎の下をふと見てみると、黒いブツブツしたものがあると気付いたことはありませんか?

これは一体何なのでしょうか?

何かの病気なのか、病気の初期症状なのか、特に気にしなくてもいいものなのか、まず不衛生ではないのか・・・と気になることがたくさんですよね。

そこで今回は、猫の顎の下にできる黒いブツブツについて、詳しく見ていきましょう。

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猫の顎の下に黒いカスがついてるけどこれは何?

実はこの黒いブツブツ、ニキビなんです。

猫の顎は意外と汚れやすく、食事の際についた食べカスが残ることもしばしば。

食べカスがついていても、猫の舌が顎まで届かないため、毛づくろいもしづらいところなんですね。

なので、どうしても不衛生になりがちなんです。

食事の際の汚れだけでなく、ストレスが溜まったりニキビダニが寄生していたり、ホルモンバラスの乱れやキャットフードの品質が悪い、プラスチックの食器と合っていないことが原因でニキビができることも。

なんだ、ニキビか・・・。

と油断してはいけませんよ。

猫のニキビを放置しておくと、さらに炎症を起こしてしまって赤く腫れ、かゆみを伴います。

掻き毟ると血も出てしまうので、かゆみは痛みへと変わってしまいます。

さらに悪化すると、ニキビの部分が脱毛してしまいます

したがって、ニキビは悪化しないよう早めに治療しておくのがベストです。

猫の顎に黒いブツブツしたものが気になる時には?

治療とまではいかないけど、何か自宅で黒いブツブツを取る方法はないのか、気になりますよね。

特に目立たない黒いブツブツであれば、自宅でも取る方法がありますよ。

まず、柔らかい歯ブラシやノミ取りようのコームを準備しましょう。

それを使って、優しくブラッシングしてあげるのです。

皮膚に直接当たらないよう猫の毛並みに沿ってとくイメージで行いましょう。

この方法で取りにくい場合は、ガーゼやコットンを用意して、水やぬるま湯を含ませて優しく拭き取ってあげましょう。

拭き終わったら、きちんと乾かして雑菌が繁殖しないようにしてくださいね。

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猫の顎のニキビの治し方は?

では、ニキビはどうすれば治るのでしょうか?

動物病院を訪れると、抗生物質を含んだ塗り薬を処方されることが多いと言われています。

その後1、2週間ようすを見ますが、塗り薬の効果があまりないとなかなか治りません。

逆に効きすぎると、脱毛を起こしてしまうこともあります。

薬が合っていないようならば、すぐに薬を止め、もう一度動物病院へ行きましょう。

他の方法としては、薬用シャンプーで猫の顎の皮脂を落とす方法もありますよ。

週に2、3回シャンプーしてあげるといいと言われていますが、必ず獣医さんと相談してくださいね。

猫のシャンプーは嫌がって大変だと思いますが、顎の部分だけでいいので、飼い主さんも頑張ってください。

それでもなかなか黒いブツブツが消えない場合、もしかすると別の原因も考えられるかもしれません。

キャットフードの品質が悪いときはキャットフードを良い物に変えてみる、エサを入れる食器の材質を変えてみる、顎に食べカスがつかないように食器を深くするなども試してみてください。

しかし、色々試してしまっても、症状が悪くなってしまうことも考えられます。

そんなときは、飼い主さんが焦らないでどっしり構えて、命に関わることでもないのだからと気長に治していきましょう。

動物病院の先生やペットショップの店員さん、ご家族や友人など、相談できる人がいるといいですね。

まとめ

猫の顎にできる黒いブツブツは、ニキビであることがわかりました。

これを予防するためには、清潔を保つことが一番の近道でしょう。

食事のあとは、濡れたガーゼやコットンで拭き取ってあげるなど、日々のケアも大切です。

猫ニキビゼロ、めざしましょう!

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