猫のニキビの初期症状では、猫のあごの毛が薄くなっていたり、ブツブツとしているものに気が付くかもしれません。

また、餌やお水を摂取する際にあごの下が濡れていて不衛生な状態がニキビの原因になってしまう事もあるようです。

今回の記事では、猫のあごニキビの治し方を検証していきます。

家で治す方法や、常備しておきたい消毒薬についてもあげています。

ぜひ参考にしてください。

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猫のニキビの治し方は?

猫のニキビはいろいろな要因で発症してしまいます。

・不衛生

(エサの皿や水が汚れている・ベッドの毛布が湿っているなど)

・外からの菌の侵入

(飼い主の靴からや外出した際、草むらからなどニキビ菌はどこからでも入って来ます)

・ストレス

免疫力の低下が原因してニキビなどの皮膚病を発症するケースがあります。

他の猫と仲良くしているかなど、猫同士の関係も観察してあげたいですね。

生活環境を見直すのは猫に限らず、難しいですが、皮膚病に掛かっているのは可哀想ですから一度獣医さんに相談しながら対策を練ってあげる事は大切かもしれません。

①餌や水のボウルが原因であれば、置き場所や素材(プラスチック製は菌が繁殖しやすいと言われています)を変えてみる。

②外からの菌は防ぐのが大変ですから、温かいタオルでこまめに拭いてあげるなどの対策が出来るかもしれません。

③ストレス解消には時間を取って遊んであげる事が第一です。

遊んでいる時にニキビにも素早く気が付いて治療してあげられる事でしょう。

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猫の顎のニキビにはどんな薬がいいの?

猫のあごに出来てしまったニキビには初期から重度まで段階があります。

■初期・軽度

・猫のあごの毛が薄くなった。

・触ると何か指先に当たる。

この段階で治療する事は容易です。

ストローなどプラスチックで出来たスティックをあごの下にクルクル回すだけで改善が見られると言われています。

清潔・ドライ状態を保っていれば、お薬は特に必要ではないかもしれません。

■中期・要治療

・目に見えるニキビのかたまりがある。

・常にひっかいて気にしている。

この段階で気が付く飼い主さんが多いようです。

獣医さんの指導の元、必要であれば内服・塗布薬が処方される事でしょう。

■重度

あごの毛や皮膚の状態が悪くなり、出血・発熱も見られると言われています。

出来るだけ早く受診して、早めに治療に掛からなければなりません。

重症化すると膿が出て治らなくなってしまうので注意してあげましょう。

市販薬ではイソジンが効果的であると言われています

市販のイソジンを5倍以上に薄めて、綿棒などでトントンと付けてあげます。

舐めたり、引っ掻かないように保護してあげましょう。

猫の顎のニキビは消毒したほうがいい?

出来てしまったニキビには次のような仕方で消毒をしてあげましょう。

・蒸しタオルを作ってあごを拭く

・薬用シャンプーを使って、顔を洗う

・タオルやキッチンペーパーで完全に乾かす

・薄めたイソジンで消毒する

これらを時間の余裕に合わせて毎日1回してあげればかなりの改善が見られるはずです。

また、今後ニキビが出来ないように、予防していく幾つかの方法を見ていきます。

猫の抱えている問題ごとに治療も変わっていくと思いますので、試してみて合わないと思ったら他の原因があるからかもしれません。

①衛生

あごに付きやすいアクネ菌が餌や水のボウルの汚れを食べて繁殖していくケースであれば、先ずはボウルを清潔にする事を心掛けてみます。

ジメジメした所に置いていないか、食べ残しを放置していないか見てみて、問題があれば改善する事が出来ます。

②食べ方

猫によっては顔をボウルに突っ込むようにして餌を食べる子がいます。

そうすると、餌があごに付きやすくなってなってしまうので、その場合には食後に蒸しタオルなどで顔を拭いてあげるようにしましょう。

③ホルモンバランス

去勢手術の後など、ホルモンバランスが崩れて肌にトラブルが出る場合があります。

その場合には、猫用のサプリメントや食品で補ってあげられるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

あごの周りと痒そうにしていないかどうかをチェックしてみましょう。

猫ちゃんに皮膚病が出てしまうと、飼い主さんとしては原因解明に集中してしまいがちですが、多くの場合猫ちゃん自身のストレスや生活環境が整えば自然に治っていきます。

ですから、大掃除をしなくても猫ちゃんとに時間を増やし、清潔を保って上げられれば解決の道は早いという事を思いの中に留めておきましょう。

お大事にしてください!

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