ここ最近色々なタイプがでている猫用の首輪ですが、人間用の可愛いデザインのシュシュなども猫用の首輪として使うことは可能なのでしょうか?

また、猫の首輪にはよく鈴がついていますがこの鈴をつけるのには何か意味があるのでしょうか?

今回は、人間用のシュシュを猫用首輪として使っても大丈夫なのか、その危険性や注意点、安全性の高い首輪についてご紹介していきたいと思います。

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猫の首輪でシュシュを使ってもいい?

人間用のシュシュは、猫の首まわりにちょうどいいサイズもあり、デザインも豊富なので猫用の首輪として使っている方もいるかもしれません。

人間用のシュシュを使用する場合には、猫の安全性には十分配慮して使用する必要があります。

猫は犬とは違い左右の動きだけでなく、上下運動もよくするので、高い所に登ったり、高い所からまた違う高い場所に飛び移ったり、狭い所に入り込んだりと予期せぬ行動をすることが多い動物です。

室内での行動範囲が広い猫に、シュシュを首輪としてつけることは、思わぬ事故にもつながりかねません。

例えば、シュシュを首輪としてつけたときに考えられる事故は、何かに首輪が引っかかり首の吊った状態になる、あるいは、身動きが取れない状態になるといった事故です。

自宅にいる間はまだ気にかけてあげられますが、外出しているときなどにこのような事故が起こると取り返しのつかないことになってしまいます。

人間用のシュシュを使いたいときには、リメイクして安全性を高めたり、留守中や目を放す時間が多い時には、シュシュを外しておくようにした方が安心です。

<人間用シュシュの簡単リメイクの仕方>
用意するもの・・・ハサミ、針、糸、セーフティーバックルパーツ

① シュシュを切ります。
② シュシュを切った両端に、猫用の首輪に使われる「セーフティーバックル」を縫い付けて完成です。

何かあったときに、猫の重さで外れるようなセーフティーバックルを付けてリメイクしておくと、人間用のシュシュでも安心してつけることができます。

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猫の首輪の安全性は?

猫の首輪には、ベルト式のものや、「セーフティーバックル」と言って、何かあったときに猫の重さによって外れるようになっているタイプのもの、ゴムタイプやチョーカータイプなど様々あります。

猫の首輪で安全性の高いものは、セーフティーバックルタイプの首輪になります。

猫は、私たちが思っている以上に予期せぬ行動をとることがあり、首輪によっては室内にいながら大事故につながることも考えられます。

高い所にいた猫が、飛び移ろうとしたときに何かに首輪が引っ掛かって、宙づりになってしまったという事故や、首輪が何かの拍子に抜けそうになったところで、口の中に入り、さるぐつわ状態になっていたということも実際にある室内事故です。

その他にも、前足や後足が、猫の付けた首輪と首の間を通り、たすき掛けのようになってうっ血していたということや、抜けないまま身動きが取れなくなっていたということも可能性として考えられます。

セーフティーバックルタイプの首輪は、何かあった時に猫の重さで外れるようになっているので上記のような事故を防ぐことができます。

ただし、仔猫や体重の軽い猫の場合、この負荷が足りずに外れないこともあるので仔猫や体重の軽い猫にはあまり意味をなさないということも覚えておいた方が良いでしょう。

猫の首輪に鈴を付ける理由は?

猫の首輪にはだいたい鈴がついているイメージがありますがこれは元々、ネズミを捕る猫に雑菌や汚れが付くのを嫌がった飼い主が、鈴をつけることによってその音でネズミが逃げるようにしたことが始まりと言われています。

今の時代は、ネズミが家に出るということがないので、むしろ鈴がついていなくても全然問題はありません。

飼い主の中には、室内でもすぐに居場所がわかるようにといった理由や、万が一、外に出てしまったときにでも探しやすいようになどと言った理由で鈴つきの首輪を好んでつける飼い主も多いようです。

この鈴が付いた首輪は、猫によっては音を嫌がりストレスに感じる場合もあるのでそういうときには、鈴だけ取ってあげるようにしてください。

鈴の音も鳴りが高いものや低いものもあるので、購入する際には鈴の音を確かめて低めのものを選ぶのも1つの方法です。

また鈴が大きいと気になってしまう猫もいるので、猫が違和感なく快適に過ごせるような首輪を選んであげるようにしましょう。

まとめ

人間用のシュシュを猫用の首輪として使用するときは、起こりうる危険性も考えて外出中や目が行き届かいない場合には外しておいたり、リメイクして安全性を高くしたりして使用するようにしましょう。

猫は、ストレスを抱えやすい動物でなので、首輪を付けるときには猫が違和感なく快適に過ごせるような首輪をつけてあげるようにしましょう。

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