猫を飼いたいのに、アレルギーがあるという方は諦めるしかないのでしょうか?

そんな事はありません。

アレルギーを持っていても、猫とのペットライフを楽しんでいる人も多いのです。

今回のテーマは、猫アレルギーと対策に焦点を合わせて検証していきます。

ぜひ参考にしてください。

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猫アレルギーを克服することはできるの?

猫アレルギーの症状は次のようなものが主なものです。

・目の痒み・腫れ・充血・涙が異常

・花粉症のようなムズムズ感・くしゃみ・鼻詰まり・鼻水

・喉の腫れ・ゼーゼー音・痛み・咳込み

・皮膚の痒みや発赤・胸の締め付け感

など

これらは、生活に支障を来すかもしれませんが、アレルギーを克服してアレルゲンを作らない工夫で対処する事が出来ます。

①部屋の掃除

アレルギーの原因となる小さな物質が人間の体や服に着く前に、掃除機で吸い取ってしまいます。

カーペットよりも、フロアの方がほこりがきれいに掃除しやすいとされています。

また、空気清浄機を使って空気中のアレルゲンを取り除く事が出来れば何より良い方法ですね。

②猫を頻繁にきれいにする

猫のシャンプーを月2回に増やす事や、毎日毛を掃除する事など毛のお手入れをするだけで、アレルゲンの減少が見られるという観察結果もあります。

特に、毛の抜け替わりが多く見られる春・秋には猫の毛に注意してあげたいですね。

③免疫力を高める

飼い主さんが免疫力を高めて、アレルギーを出さない体力作りに集中する事も出来ます。

猫アレルギーの治療の仕方は?

アレルギーのテストは内科や耳鼻科で直ぐに受けられますが、検査時に症状が出ないというケースも残念ながら見られるようです。

ですから、自分で猫が近付いてきた時に前述で挙げた症状が見られる場合にはアレルギーであると気が付く事も出来るでしょう。

では、猫アレルギーにはどのような治療方法があるのでしょうか?

■減感作療法

アレルギーの元をわざと体に注射して、抗体を作る療法

猫アレルギーの場合には20歳ころまでに始めると効果が期待出来るようですから、治療が遅れると他の方法が良いかもしれません。

■抗アレルギー薬などを事前に飲む

予防に力を入れる手段です。

長期的に飲むと、免疫両区の低下や肝臓機能など内臓に負担が掛かってしまうため、医師の指示に従って適量を飲むようにしましょう。

花粉症と同じくアレルギーの原因や季節にはその人によって種類や反応の程度が違うため、治療にはその人に合った方法が必要であると言われています。

ただ、共通して部屋の掃除・免疫力の向上・猫ちゃんの死毛の処理など時間が掛かっても安全な方法を試してみて効果が見られれば、それに越した対策はないかもしれません。

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猫アレルギーは市販薬でも効果があるの?

アレルギーには市販薬でも効果が期待出来るものがあります。

・抗アレルギー
・抗ヒスタミン薬
・クロモグリク酸ナトリウム
・クロルフェニラミンマレイン酸塩

といった成分はアレルギーを抑えるのに有効であると言われています。

ただし、副作用もあるので長期に飲む場合や、体質に合わない場合など服薬に問題があると判断した場合にはすぐに医師に相談しましょう。
最後に、免疫力を高めるために、毎日とりたい食物を挙げておきましょう。

①緑黄色野菜

小松菜やホウレンソウを始め、緑の野菜にはビタミンや鉄分が豊富に含まれています。

種類を増やして、毎日摂るようにしましょう。

②ニンニク

ニンニクは体を温めて、殺菌効果が期待出来ます。

小さいお子様や、喘息のある方は食べ方や量に気を付けましょう。

③鶏肉

低脂肪でヘルシーな鶏肉が積極的に摂りたい食品に挙げられています。

上記の食品と合わせて、レモンやチーズを乗せて20分ほどホイル焼きにすれば、免疫力アップのスーパーレシピが完成しそうですね。

まとめ

いかがでしたか?

今すぐに始められる何か良いヒントが得られたでしょうか?

猫をこれから飼い始める人も、友人やお友達にアレルギー症状が出ないようにしたい人も、

出来る事から試してみましょう。

最後に、猫のエサのみを与えて、人間の食べ物を与えないようにする事も大切です。

猫ちゃんとの素敵なペットライフをこれからも楽しんでくださいね。

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