猫にひっかかれてしまったとき、皆さんはどう対処されていますか?
わりと小さめの傷なので放置する方も多いと思います。
中でも、応急処置の仕方や病院へ行くべきなのか、迷う方も多いと思います。
そこで今回は、猫にひっかかれたときの対処法について、詳しくご説明してまいりましょう。
是非ご参考にしてみてください。
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猫によるひっかき傷の対処の仕方は?
猫にひっかかれたとき、どうすればいいのでしょうか。
たかが猫だし、そこまで痛くもない。
出血もほとんどなかったので放置で大丈夫!・・・と安心しきっている方、できればすぐに対処していただきたいことがあります。
それは、流水で患部を洗い流すことです。
特に念入りに洗うようにしてください。
小さい引っかき傷で、出血もほとんどなく、たいがいは放置していても治るケースが多いのは事実です。
しかし、小さい傷でも皮膚深くまで達している可能性があり、体内で細菌が残ってしまうことも考えられています。
そしてその細菌が増え、別の感染症などを発症してしまう可能性が少なからずあります。
この場合、引っかかれてから少し時間が経過すると、傷口が腫れてくることがあるので、その前に応急処置として、患部を洗い流すことが大切となるのです。
細菌が体内に入ったかどうかはわからないと思いますが、絞り出すようにして洗ってください。
そのあとにオキシドールなどで消毒しておくといいでしょう。
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猫のひっかき傷が腫れてきた場合はどうしたらいい?
もしひっかき傷が腫れてきたとき、どうすればいいのでしょうか。
迷わず、病院へ行きましょう。
傷が腫れること以外に、頭痛や発熱、関節痛、食欲低下、吐き気などの症状を伴うと、パスツレラ症や猫ひっかき病にかかっている可能性が考えられます。
パスツレラ症とは、猫の口の中にいたパスツレラ菌が原因となり、重篤になると敗血症や骨髄炎も併発してしまうおそれがあります。
猫ひっかき傷という病気も、名前はかわいいかもしれませんが、バルトネラ菌という菌が原因となっており、重篤な症状に陥ると、脊椎障害や身体麻痺など、日常生活に支障をきたすようになりかねません。
たかが猫にひっかかれただけかもしれませんが、それで半身不随などになってしまっては元も子もありません。
心配しすぎかもしれませんが、適切な治療を受けるためにも、傷口が腫れてきたならば病院へ行きましょう。
その前に、先述しましたが、応急処置として流水で洗い流すことだけはお忘れなく。
猫の引っかき傷に塗ってもいい薬は?
では、猫の引っかき傷に対して患部に塗ってもいい薬ってあるのでしょうか。
このとき、有効な塗布薬とされているのが、殺菌、抗菌作用がある軟膏だとされています。
体内に入り込もうとする細菌を殺菌するためですね。
市販薬で言うと、マキロンやオロナイン、ドルマイシンなどがそれにあたります。
ただ、これは病院に行けない際の応急処置として行うようにしましょう。
できるだけ病院での治療をおすすめします。
また、それらの薬を塗っても患部のようすが悪化していくときには、なるべく早く病院を受診してくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
猫の引っかき傷を甘く見てはいけません。
そこから重篤な症状に陥りかねませんからね。
猫とのコミュニケーションを取ることは大切ですが、引っかかれたり噛まれたりすることを防ぐことも大切です。
万一引っかかれたときは、流水で患部を洗い流してから病院へ行きましょう。
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