愛猫ちゃんの口内炎はとても可哀想ですね。
いつものヤンチャぶりが急に大人しくなって、飼い主さんは心配になるかもしれません。
今回のテーマは、口内炎になった猫ちゃんのために、元気が出るエサの工夫を検証していきます。
簡単に手作りできるレシピもあげていますので、ぜひ参考にしてください。
では、さっそく見ていきましょう!
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猫の口内炎の時の食事はどうしたらいい?
炎症部分にエサや飲み物ですら当たると痛くなる口内炎のつらさ。
猫ちゃんによっては、食べられない事が原因して衰弱してしまう事もあるほど、危険な症状です。
食べられない時に猫ちゃんに欠かさず与える事が出来るのは以下のようなアイテムです。
①水分
きれいで十分な水を与えるようにしましょう。
猫は流れている水を飲むのが好きですから、お風呂場などでチョロチョロとしばらく水を流してあげると喜ぶかもしれません。
②カリカリしたエサはやめて、缶詰か柔らかいエサを与えてみます。
食べない場合には水分を加えて粥状になったものを与えてみましょう。
酸味の多いものは控えて、味付けの薄いものを与えます。
③噛まなくても食べられるものを少しずつ与えましょう。
缶詰やゼリー状のものなど、噛まずに食べられるものを与えてみましょう。
④シリンジ(注射器の筒の部分だけ)を使って少しずつ与えてみましょう。
猫ちゃんを膝の上に乗せて、声を掛けつつ片方の手をあごの下において猫の顔をやや上向きにしてあげると食べさせやすいでしょう。
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猫が口内炎になった時の食事のレシピは?
では、口内炎で猫ちゃんが食べられない時に何か手作りする事が出来るか考えていきましょう。
基本的にはいつものキャットフードを柔かくするか、すりつぶして与える事が出来ますが、手作りのエサで嬉しく思わない猫はいません。
①フードプロセッサーを使って作る方法
食品を細かくすり潰してくれるので、食べやすく消化も良くなります。
以下のような栄養素を選んで、プロセッサーに掛けて出来上がり!
・タンパク質(豆類・肉類・魚)
・ビタミン(野菜)
・ミネラル(海苔・野菜・鰹節)
・脂質(ミルク・減塩チーズ)
②単品で与える場合
・ゆでたまご
・ニンジンを茹でて、潰したもの
・サツマイモを茹でて潰したもの
・プレーンヨーグルト
・お粥
③2つの食品を混ぜて与える場合
・ごはん+鰹節
・白身魚を蒸したもの+チーズ
・野菜を茹でたもの+ミルク
塩分を出来るだけ控えて作ってあげましょう。
④3つの食品を混ぜて作る場合はスープがおすすめです。
煮干しを2~3匹水につけて10分くらい置きます。
その間に、キャベツやニンジンなど好きな野菜や鳥のささ身肉を刻んで鍋に入れ、煮干しと一緒に煮ます。
十分に冷めてから与えます。
猫の口内炎は完治するの?
口内炎で痛い思いをしている猫ちゃんでも、重軽度に寄りますが、根気強く治療を続ければ、やがて薬が要らなくなるほどまでに完治します。
獣医さんに相談して、抜歯や内服薬や塗布薬をもらうかもしれませんが、薬によっては猫ちゃんがなめてしまわないように、気を付けなければならないものもあります。
ストレスにならないように、服薬は寝る前にするなどタイミングも見てあげたいものです。
そして、完治するまではユッタリと過ごせるようにしてあげましょう。
・ハチミツ
マヌカハニーというオーストラリア産のハチミツが口内炎に効くと言われています。
このハチミツは高度の殺菌効果を期待出来る事で注目されています。
ただ、与える量は少量からはじめるのがいいですね。
・ペット消臭液「きえ~る」
高度のバイオ(酵素)と乳酸菌と酵母菌で出来ている天然消臭液でシュッシュッと、1日から2日に一度だけ猫ちゃんのお口にスプレーするだけで口内炎に効果があるという報告があります。
症状が落ち着いたら1週間に1回など予防のためにもスプレー出来るようです。
・レーザー治療
全身麻酔の後直接口内炎部分を切っていく治療です。
麻酔や数回に分けて行う事でリスクは伴いますが有効な治療方法のようです。
まとめ
口内炎はなかなか治り難いと言われていますから、治療はもちろんの事、予防にも気を付けておきたいですね。
今回は、口内炎になってしまった後のケアを中心に検証していきましたが、症状が落ち着いたら予防にも力を入れてくださいね。
猫ちゃんが痛そうにしている姿はとても可哀想です。
少しでも早く治るようにお世話をしてあげましょう。
お大事にしてください!
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