猫が口内炎になったとき、病院での治療のほかに、何かできることがあればしてあげたいと思うのが飼い主の本音だと思います。

今回は、猫が口内炎になったときのサプリメントや、抗菌作用のあるはちみつを猫に与えてもいいのかなどをご紹介していきたいと思います。

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猫が口内炎になったときのサプリはどんなものがいい?

口内炎の原因は色々な理由が考えられ、口内炎の元となっている病気の治療や、歯石
や歯垢の除去、食事の見直しを基本に、サプリメントでさらにケアしていくようにしましょう。

特に口内トラブルは、口内環境を整えるサプリやケアで改善することもあるので、積極的に取り入れることは、予防にも効果的だと考えられます。

口内炎が改善されるサプリでは、「セラプトfm」「アンチノール」「サプリメントe-face V」「インターベリーα」などが動物病院で扱っているサプリメントになります。

「セラプトfm」・・・DB9011株と呼ばれているバクト菌が猫の口内炎や歯周病に良い経過が出ているとされています。

「アンチノール」・・・鎮痛作用や抗炎症作用があるカプセルのサプリメントで、関節や骨の痛みはもちろん、フケやアトピー、猫の口内炎や腎不全などにも改善がみらえるようです。

「サプリメントe-face V」・・・歯肉に塗布するタイプのカプセル入りジェルのサプリメントで、カプセルをハサミで切って中のジェルを直接口内に塗り込みます。

「インターベリーα」・・・いちごの果実を原料にした、サプリメントです。歯肉炎の症状緩和にも良いようです。

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猫の口内炎にちみつは効果があるの?

はちみつはビタミン・ミネラルをはじめ実に150種類もの栄養成分が含まれているスーパーフードで免疫力をアップさせてくれます。

抗菌力にも優れているので、口内トラブルにも有効的とされています。

口腔内環境が悪化すると、雑菌が異常増殖しかなりきつい匂いを放ち、歯垢がたまり、歯石が付着します。

はちみつは、その抗菌力が口内の細菌の働きを弱め、栄養成分もビタミンやミネラル、酵素なども含むため、人間の歯周トラブルや口内炎にも良いとされています。

はちみつは猫に与えても大丈夫な食品ですが、与えるときにはまず医師に相談し、与える場合にも量は、極々少量にしましょう。

はちみつは加熱しないため、ボツリヌス菌が混入していることがあります。

人間でも1歳未満には与えないようになっているのは、腸内にいる細菌にボツリヌス菌が勝ってしまうことで腸内に毒素を吐き出す結果中毒になるからです。

身体が未発達の子猫にも、はちみつを与えるのは避けるようにしましょう。

猫の口内炎に乳酸菌もいいの?

乳酸菌の入ったサプリメントは、昨今ペットの健康維持に積極的に取り入れられているもののひとつです。

腸内環境を整えることを目的にした乳酸菌サプリメントが多いですが、乳酸菌の種類によっては、口内トラブルに効果的なものもあるようです。

乳酸菌とは1種類のことを言うのではなく、乳酸を生成する菌のことを総称して乳酸菌と呼んでいます。

乳酸菌が腸内に届くことによって、腸内細菌の働きをさらに良くするものや、善玉菌を増やす乳酸菌など様々です。

どのタイプの乳酸菌を選ぶかによっても、その働きは異なるため口内環境を整える乳酸菌を探して取り入れることが大切です。

例えば動物病院で取り扱っているもので共立製薬からでている「デンタルバイオ」という口腔内善玉菌を定着させることで口内環境を整えるサプリメントがあります。

医師に相談の上試してみるのも良いでしょう。

まとめ

少しでも愛猫の痛みが緩和されるよう補助的にサプリメントを使用するのは、これ以上の悪化や予防対策にも試してみる価値はあるので、今服用している薬と併用しても問題ないかを確認したう上で使用すると良いでしょう。

はちみつは、その効能に関しては万能な食品といえます。

与えてみたい食品ではありますが、ボツリヌス菌などのリスクを考えるとまずは医師に相談することが一番安心できるのではないでしょうか。

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