猫を飼っている人で、引っかかれたことのない人はいないと思います。
引っかかれたら痛いですよね。
ミミズ腫れになって病院へ行かないといけなくなるときもあるでしょう。
爪を伸ばしっぱなしになっていると頻繁に起こってしまうかもしれないので、爪切りを定期的にしている方も多いと思います。
でも・・・爪切りをしたいのに暴れてしまってなかなかできない・・・とお困りの方もいるでのは?
そこで今回は、猫の爪切りを行うにあたってのコツなどをお話していきましょう!
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猫が爪切りの時暴れるけどどうしたらいい?
猫が爪切りをするときに暴れるのはどうすればいいのでしょうか。
まずは何故暴れるのかを考えていきましょう。
原因としては、足を触られるのを嫌う傾向が強いため、爪切りという行為に対して慣れていないという側面があり、暴れてしまうということが考えられています。
したがって、暴れないためにははじめから足に触れられることに慣らしておく必要があります。
足に触られても抵抗しないようになってからが爪切りへの第一歩と言えるでしょう。
また、前に爪切りをした際に、切ってはいけないところを切っていて、それがトラウマになって嫌がっているという場合も考えられます。
猫の爪の根元の部分をよく見てみてください。
そこは血管や神経が通っているところで、ピンク色をしているのですが、誤ってそこを切ってしまうと非常に強い痛みを与えることになってしまいます。
なので、爪を切るときは、ピンク色になっている部分を切らないよう、その手前までしか切らないようにしましょう。
頻度としては、2週間に1度くらいが一般的ですが、暴れたり嫌がったりするようすを見せたら、無理やり爪切りをせずに「今回は止めてまた機嫌のいいときにしよう」と切り替えてあげてくださいね。
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猫の爪切りの抱き方はどうやったらいい?
爪切りの際の抱っこの仕方についても説明してまいりましょう。
基本的には後ろから抱きかかえるかたちにします。
まずは猫を膝の上にのせてあげましょう。
この時点で嫌がることがあるかもしれませんが、無理やり爪切りをすると今後さらに暴れてしまうことが考えられますので、嫌がったら中断するようにしてくださいね。
後ろから抱きかかえる姿勢が取れたら、猫の指先を軽く押してあげましょう。
これで爪が伸びているか確認できるのですが、このときに爪先がとがっていたら切るようにしましょう。
先程も言いましたが、ピンク色のところを切らないように注意してくださいね。
猫の爪切りのコツは?
最後に、皆さんが知りたい爪切りのコツについてお話しましょう!
コツとしては、まず首をつまみながら切ること。
子猫だったとき、母親猫から首を咥えて運ばれた思い出が猫にはあり、首をつかまれることでおとなしくなる猫が多いといわれています。
これは飼い主さん1人でするには難しい作業だと思いますので、猫1匹に対して人間2人で爪切りが出来る状況なら、1人は首をつまむ担当になり、もう1人が爪切りをする担当になって行うとスムーズにできるでしょう。
首をつまむ方法をとるにあたって気をつけておきたい点としては、持ち上げたりしないことです。
猫の足が地面につく状態で行わないと、持ち上げられた状態だと猫が恐怖心を覚えてしまって爪切りどころではなく、トラウマになる可能性もあります。
この点だけ気をつけてくださいね。
次に有効な手段としては、猫の熟睡中に爪切りをすることです。
猫に気付かれないよう、起こさないようにして、猫の足に触れずに爪先のみ切っていきましょう。
欲張ってどんどん切っていくと、猫は少しの音でも気づいて起きてしまうことがあり、寝起きで暴れてしまいます。
決して欲張らず、少しずつ出来る範囲で切っていくことを心がけてくださいね。
熟睡中に切るというように、猫の注意をそらして爪切りを行うことは有効な手段だと言えるでしょう。
お気に入りのおもちゃに夢中になっているときに後ろ足の爪切りをするなど、上級者でないと難しいかもしれませんが、猫の見ていないうちに爪切りができればいいですよね。
また、洗濯ネットがあると便利ですよ。
洗濯ネットに猫を入れて、顔だけをネットから出させます。
そして、ネットの網目から爪切りをするんですね。
このとき、猫によってはネットを怖がることがあるかもしれないので、猫の性格に合わせた方法で爪切りをしてくださいね。
さらに、爪切りのあとに猫の好きなおやつなどをあげると、頑張って爪切りをすればごちそうがもらえると覚えてくれ、今後爪切りをするにあたってやりやすくなりますよ。
ちなみに、爪切りは猫専用のものを使用してください。
人間用だと猫の爪が割れてしまうおそれがあり、猫も痛がることがあります。
ペットショップでも猫専用の爪切りが販売されているので、準備しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まずは日頃のコミュニケーションをしっかりとっておき、それから爪切りに臨みましょう。
嫌がったときは無理にしないこと。
そして欲張って切らずに少しずつ切っていくことを心がけていきましょう。
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