猫に触ったり近づいたりするだけで、目が充血したり鼻水やくしゃみが出たり身体中かゆくなったり・・・といった猫アレルギーを持っている方もたくさんいると思います。

しかし、中には、猫が大好きでペットにしたい!と考えている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、そんなお悩みの方々に、猫アレルギーでも猫が飼えるポイントを中心にお話していきましょう!

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猫アレルギーだけど猫を飼うことができる?

ズバリ、猫アレルギーでも猫を飼うことができます!!

アレルギー症状は多少出てしまうと思いますが、対策をすることである程度抑えることができますよ。

猫アレルギー対策のポイントとしては、主に3つ。

1つ目は、自宅の中をしっかりめに掃除すること。

猫アレルギーの原因となっている猫アレルゲンは、人間の出すフケや抜け毛に付着し、室内を漂います。

それがカーテンやカーペット、床へと付着し、猫アレルギーの症状が慢性的に出てしまうのです。

したがって、こまめにお部屋の掃除をする必要があります。

カーペットは浮遊した猫アレルゲンが溜まりやすいので取り除くのがおすすめですよ。

加えて、空気清浄機を置くことも猫アレルゲン対策に有効であると言われています。

次に2つ目、猫のブラッシングをこまめに行うこと。

猫の身体を清潔に保つためにブラッシングをこまめにしておきましょう。

ただ、ブラッシングする際もアレルギーでお辛いと思います・・・

ブラッシングのときは、マスク着用など完全防備の上で行うことをおすすめします。

また、終わったあとは手洗いするようにしましょう。

最後に3つ目、猫アレルギーに関して専門知識を持った医師の診察を受けましょう。

どれだけ自宅で対策をしても、なかなか症状が治まらないのが現実だと思います。

症状の緩和を同時に行っていくことで、猫アレルギーの症状は幾分か抑えられますよ。

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猫アレルギーを克服するには?

猫を飼うために、対策だけでなく、もう猫アレルギーを克服してしまいたい!という方も多いのでは?

克服するために、ちょっとしたアドバイスをさせてください!

まず、先述しましたとおり、お部屋の掃除はこまめにしてください。

アレルギー症状の対策ももちろんですが、ペットの飼育環境を整えるという点でもやっておく必要がありますね。

猫を飼うことになったら、入念に掃除しましょう。

それから、お部屋の中を一度ぐるっと見回してみてください。

掃除しにくいお部屋ではないですか?

フケや抜け毛などが溜まりやすい配置になっていませんか?

ゴミがつきやすいカーペットを敷いてはいませんか?

猫アレルゲンをなくすため、除去しやすくするためのお部屋づくりも大切です。

一度見直してみて、工夫してみてはいかがでしょうか。

次に、生活習慣も見直してみましょう。

掃除や部屋の環境などの外的な問題だけでなく、自分の身体の内側から改善していくことも重要となってきますよ。

規則正しい生活のために、睡眠をしっかりとる、バランスのいい食事をして免疫力を高める、できるだけストレスを溜めないように適度な運動や発散を行うなど、生活習慣の改善をしていきましょう。

そして、猫を飼いたい方、勢いでいきない飼ってしまうと、アレルギー症状が一気に起こってしまい、なかなかうまくいかないこともあるでしょう。

いきなり猫を飼うのではなく、一度体験をしておきましょう。

トライアル飼育という方法があって、よく里親募集サイトなどで体験飼育が掲載されていることもありますよ。

猫の環境、毛質や、飼い主の体質もそれぞれですから、アレルギー症状が出るかどうかも相性によって変わってきます。

里親募集サイトやペットショップでも一度相談してみてください。

最後に・・・とても大変だと思いますが、アレルギー症状に慣れましょう。

我慢できる範囲の目の充血やかゆみ、鼻水やくしゃみであれば、普段はそのまま放置しておき身体を慣らしていくというのもひとつの方法。

荒療治かもしれませんが、覚悟を決めて、猫と触れ合う機会を多く作ってみてください。

猫アレルギーが出にくい種類は?

実は、猫アレルギーが出にくいと言われている猫もいます。

猫種によって猫アレルゲンの分泌量が違うと言われており、アビシニアンやロシアンブルーという猫種に関しては、比較的それが少ないとされています。

特に、ロシアンブルーは、抜け毛が少量でアレルギーに優しいと言われていますよ。

毛並みのケアもあまり手がかからないので飼いやすいとされているので、猫アレルギーでペット初心者の方にはいいかもしれませんね。

他には、バリニーズという猫種。

こちらは長毛種ですが、毛がほとんど抜けないと言われていますよ。

また、オス猫とメス猫なら、メス猫の方が猫アレルゲンの分泌は少量だと言われています。

オス猫に関しては、去勢したらアレルゲンの分泌を抑制することができるとされています。

メス猫、もしくは去勢したオス猫を選択して、アレルギーのリスクを回避したいところですね。

まとめ

いかがでしたか?

猫アレルギーだからと言って、猫を飼うのは不可能ではありませんよ!

ただ・・・飼ってみたけどやっぱり症状がつらくって、飼育放棄するのだけはやめてくださいね。

最後まで責任を持って、猫、そして猫アレルギーと向き合っていってください!

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