ペットの足が赤くなるほどなめるので困っているという意見を聞く事があります。

ただのクセなのか、注意してあげなければならないのか気になる所かもしれません。

また、どうやって止めさせる事が出来るのかも気になりますね。

今回は犬の足をなめる行為に注目して理由と止めさせるポイントを検証していきます。

ぜひ参考にしてください。

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犬が足をなめて赤い時はどうしたらいい?

ある日、仕事から帰ってペットの足が濡れている事に気が付くかもしれません。

または、足の毛が抜けたり赤くなっている事に気が付くかもしれません。

多くの場合、犬が足をなめるのはストレスを感じているからという意見があります。

怪我をしていないかを先ずは確かめて、痛みや痒みがない事が分かったらストレスの原因を取り除いてあげる必要があります。

以下のような環境に気が付くなら、すぐに改善を図りましょう。

■飼い主が家にいる時には足をなめないのに、出掛けて帰ってくると足が濡れて赤くなっている。

飼い主と離れる事がストレスになっているかもしれません。

出掛ける時には声を掛けず、普段通りに部屋を出て出掛けましょう。

留守の間はおもちゃやおやつを楽しめるようにエサを工夫したり、TVを付けて音が聞こえるようにしてあげる事も効果的かもしれません。

■忙しくて散歩やスキンシップの時間がない。

運動+愛情不足からストレスが溜まっている可能性があります。

30分でも良いので1日に一度は時間を取ってあげましょう。

■干渉し過ぎてもストレスを感じてしまいます。

犬にとって平穏な一日ほど嬉しい事はありません。

いつでもどこでも飼い主に連れられて行くより、家でのんびり一人で過ごしたい事もあるかもしれません。

犬が足をなめるのをやめさせるには?

多くの場合犬が足やボディをなめるクセは大目に見ても良いものかもしれません。

しかし、気になるほどの程度であれば原因を知ってクセを止めさせる事も出来るかもしれません。

①寂しさが原因

構ってあげる事が最善の解決策です。

一日家にいない場合など仕方がない場合でも、休みの日にはたっぷりと遊んであげましょう!

②ストレスが原因

運動出来る事が何よりも最善の解消方法です。

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朝、早起きして15分でも散歩に連れて行ってあげられますか??

③皮膚病がないかチェック

犬はなめる事で怪我や痒みを緩和する習性があります。

皮膚の状態を観察して、必要であれば獣医さんに相談しましょう。

④しつけに厳し過ぎる

飼い主のしつけがつらくて自分を慰めている可能性がある場合、しつけの仕方を変えてみましょう。

「アメとムチ」の方針で、うまく出来たらシッカリと褒めてあげましょう。

⑤他の犬と交流する機会を持つ

友達が欲しいという欲求から足をなめる行為が出ている場合もあります。

公園やペット喫茶など他の犬と交流出来る機会を持ってあげる事も効果的かもしれません。

犬がなめるのは病気かもしれないからなの?

最後に犬の足の皮膚に起こりうる心配な病気について押さえておきましょう。

ここでは特に、足をなめる犬について書いていますが、他のボディ各所をなめる傾向がある場合でも考えられる事は同じです。

■外傷

散歩中や庭で肉球やその周りにトゲやガラスの破片などが刺さって怪我をしているのかもしれません。

よく観察をしても分からない場合は獣医さんに診てもらいましょう。

同じ場所を集中的になめている場合には時に注意が必要です。

■皮膚炎

何らかの原因で肉球や足の皮膚に炎症が起こっている場合があります。

・アレルギー性皮膚炎
・細菌性皮膚炎
・寄生虫による皮膚炎

これらの場合には、塗布薬や抗生物質など適切な処理が必要になってきます。

■関節・神経疾患

痛みやしびれから違和感を感じて足をなめる犬もいます。

この場合も獣医さんの指示が必要です。

■腫瘍が出来ている

良性または悪性の腫瘍が原因で足をなめている場合もあります。

出来るだけ早く受診をして治してあげましょう。

まとめ

この記事は、私の過去の経験を思い出させます。

依然飼っていた犬は、ガラスの破片が頭に刺さっている事を私たちに訴えず、家の隅に隠れてひたすら耐えていた事があります。

心配かけたくない犬の習性なのか、自分で何とか出来ると思うのか理由は分かりませんが、飼い主が見付けなければ大変な事につながると実感した出来事でした。

寂しいやストレスは小さいかもしれませんが、犬にとっては大きな病気と同じくケアが必要な事であると思うと、私たち飼い主の責任感がいかに大切かが理解出来ます。

大切なペットが元気に過ごせるようにぜひ時間を作って共に過ごしてあげてくださいね。

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