愛犬の鼻水やくしゃみなどの症状が気になっているでしょうか?
気になる症状を覚えておいてケアにあたる事が出来ます。
人間の場合でも、子供が鼻水を垂らしているのを見ると拭いてあげたくなるのと同じく、あなたの犬も鼻水の症状を緩和してほしいと願っているのです。
今回は、鼻水が出る原因と、病気の早期発見を検証していきます。
犬の種類や気を付けたい点を分かりやすくまとめていきます。
ぜひ参考にしてください。
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犬が鼻水を垂れるのは何故?
パグ・フレンチブルドッグ・シーズーなど鼻が低い犬の種類は特に鼻水が出たり、鼻に異物が侵入しやすいと言われています。
その他の種類でも、散歩の時や季節のアレルギーなど鼻が敏感になりやすいのは人も犬も同じです。
そのため、日頃の愛犬の鼻チェックがとても大切になってきます。
常に鼻の状態を観察しましょう。
・鼻の頭は湿っているか?鼻水は出ていないか?
鼻が湿っている事で犬は嗅覚が良く働くと言われています。
乾いているのは寝ている間や、風邪などで体温調節が出来ない時と言われています。
・鼻水が透明で多量だったり、粘っこいまたは白っぽかったりしていないか?
風邪の症状・病気の初期症状でこのような鼻水が出る事があります。
次の項で取り上げますが、鼻水の種類によって何が潜んでいるかを推定する事が出来ます。
・歯周病になっていないか
口臭や歯痛など歯周病の症状を放置すると鼻水が出たり、くしゃみなど鼻に異常が現れる場合があります。
歯周病は早めに治してあげましょう。
犬の鼻水が透明だったらどんな症状なの?
鼻水の色や質から愛犬に潜んでいる病気を推定する事が出来ます。
以下の病気を参考にして、症状がどこか似ている事に気が付いたら、早めに獣医さんに診てもらうようにしましょう。
■ケンネルコフ(犬伝染性気管気管支炎)
犬パラインフルエンザ・犬アデノウィルスⅡ型・気管支敗血症菌といったウィルスや細菌の影響で主に咳が1~2週続きます。
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仔犬や老犬は重症化しやすいので特に注意が必要です。
予防にワクチンの接種やかかってしまったら適切な処置と休養が欠かせません。
■アレルギー
花粉・香水・新い匂いなど嗅覚な敏感な犬にとってきつ過ぎる臭いが原因で鼻水が出る場合があります。
心配はいりませんが、出来るだけアレルギーの原因を取り除いてあげましょう。
■興奮や緊張
チワワなど小型犬では興奮や緊張が原因で鼻水が出る場合もあるそうです。
鼻水が透明で一時的であれば心配はいらないでしょう。
鼻水が透明である場合には併発している発熱や嘔吐などの症状にも気を付けて、必要であれば早めに受診しましょう。
犬の鼻水が黄や緑の時は何が起きてるの?
気を付けたい鼻水には黄色や緑色のもの場合があります。
この場合には大きな病気が潜んでいる場合もありますので、症状を観察して早めに受診させましょう。
■粘っこい黄色い鼻水
鼻腔狭窄など鼻の炎症が原因で鼻水が出たり、鼻詰まりをしてしまう事があります。
鼻炎は放置すると副鼻腔炎や蓄膿症といった治りにくい病気に繋がってしまうので、早めに治療してあげましょう。
また、鼻水以外に目の充血・目の腫れなどが見られる場合はアレルギーの可能性があります。
いずれにしても点鼻薬・点眼など適切な諸一が必要ですから、獣医さんの指示を仰ぎましょう。
■粘っこい緑色の鼻水
黄色の鼻水に気が付かずに放置してしまうと病気が進行して、緑色の鼻水が出る事があります。
ウィルスや細菌が犬の体の中でどんどん進行している事が考えられますので、すぐに獣医さんに診てもらいましょう。
また、コリーやシェットランドシープドッグなどの鼻の長い種類の犬の場合にも鼻の病気は出やすいので注意が必要です。
まとめ
地面からいろいろなものを吸い込みやすい犬の鼻はウィルスや細菌の標的になりやすいので、常に気を付けてあげなければなりません。
特に、何日も鼻水が続くようであれば、何か異変が起こっていると考えましょう。
変わった環境や散歩の時の異変に気が付いたら様子を見てあげる事・シャンプーできれいに洗ってあげるなど、対策を取りましょう。
繊細でダメージを受けやすい愛犬の健康を守ってあげられるのはあなただけです。
お大事にしてくださいね。
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