ネコの予防接種は任意的であるため、必要性があまり知られていません。

最も大切なのは、卒乳後から免疫力低下に伴い受けた方が良いとされているワクチンです。

今回は、この時期も含めて成猫からシニア猫まで幅広く検討していきましょう。

飼い主さんがワクチンの時期と時期を知っておくことは大切です。

ぜひ参考にしてください。

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猫のワクチンの値段はいくら?

猫に多い病気で、ワクチンによって予防が出来る病気は代表的なもので5つあります。

①猫ウィルス性鼻気管支炎

ウィルスに感染した他のネコのくしゃみなどを介して感染します。

免疫力の低下に伴って感染しやすいと言われています。

ワクチンは「3種混合ワクチン」に含まれています。(4000~6000円)

②猫カリシウィルス感染症

猫に掛かりやすい事から、猫のインフルエンザとも呼ばれています。

空気感染・接触感染が媒体と言われています。

ワクチンは「3種混合ワクチン」に含まれています。

③猫 汎白血球(はんはっけっきゅう)減少症

致死率と伝染性が高い事で知られている病気です。

経口や遺伝で感染すると言われています。

ワクチンは「3種混合ワクチン」に含まれています。

④猫クラミジア感染症

クラミジア細菌に感染する事で発症する病気で、人への感染も可能性があると言われています。

ワクチンは「5種混合ワクチン」に含まれています。(5500~7500円)

⑤猫白血病

接触や遺伝で掛かりやすいと言われています。

ワクチンは開発されている段階で、今のところ混合ワクチンと単体ワクチンの2種類があります。

「4種混合ワクチン」(5000~7000円)

猫のワクチンは回数打たないといけないの?

子猫から飼い始める場合は人間と同じく月に一度は受診や健康診断が必要です。

予防接種に関しては、獣医さんに相談した上で飼い主さんが個人的に決定しなければなりません。

■子猫(生後~4か月)

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通常、「3種混合ワクチン」が数回に分けて行われます。

特に、この時期は免疫力の低下に伴って様々な病気をもらいやすいため、多くの人はワクチンの大切さを認めています。

■成猫(1才~6才ぐらい)

一般には予防接種は年に一回がすすめられています。

しかし、猫の場合は家から出ない・アレルギーがあるなどの理由から、予防接種を受けさせない飼い主さんもおられます。

受けさせる場合の頻度は、毎年よりも3年に一度という説もあります。

これは、飼い主さんの決定に掛かっています。

■シニア猫(7、8才頃~)

人間でいうと50才を超えてくる年齢です。

エサの種類や、健康管理にも気を付けたい時期となってきます。

予防接種は、リスクも考えた上で毎年ではなくても必要に応じて受けるようにしましょう。

猫にワクチンをする時期はいつ頃?

子猫から飼い始める場合、母猫のミルクを通して免疫力が保たれます。

しかし、生後60日を過ぎた頃から、どの猫も免疫力が低下していきます。

そこで、子猫の体調に合わせて、生後60日以降から120日の間に2~3回に分けて30日ほどの間隔をあけてワクチンを接種する事がすすめられています。

「3種混合」は猫ウィルス性鼻気管支炎・猫カリシウィルス感染症・猫 汎白血球(はんはっけっきゅう)減少症の生ワクチンまたはワクチンが混合されたものです。

「4種混合」は「3種混合」に別の1つが、「5種混合」は「3種混合」に2つワクチンの種類が追加されたものです。

ワクチンの接種時期は特に決まってはいません。

獣医さんに相談して適切な予防接種をしてもらいましょう。

予防接種後は以下のような副作用が出る事も覚えておきましょう。

・食欲低下
・吐き気や嘔吐
・発熱
・呼吸の乱れ
・顔のむくみ
・下痢
など。

気を付けておきたい症状に「アナフィラキシーショック症状」があります。

体調が急激に悪くなった場合には、命に関わるので直ぐに病院に連れて行きましょう。

まとめ

室内猫の場合でも飼い主さんや来客が病原菌を運んで猫に移してしまうケースもあります。

リスクはありますが、基本的にはワクチンの接種を済ませておいた方が安心出来ると言えるかもしれません。

特に、夏は暑さで体力を奪われやすいので免疫力が下がって病気になる前に、必要であれば予防接種をしておきましょう。

また、猫のベッド周りなど清潔を心掛けてあげましょう。

元気なネコちゃんといつまでも仲良く暮らせますように!

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