ペットスリングを作る場合どのように作ると簡単にできるのでしょうか。
またこれからの季節、できればメッシュタイプのスリングに愛犬を入れてお出かけしたい場合、どうやってメッシュタイプは作るのが良いのでしょうか。
今回はペットスリングの簡単なつくり方と、メッシュでスリングがつくれるのか、型紙が必要かなどをご紹介していきたいと思います。
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ペットスリングの作り方は?
ペットスリングはコツをつかめば手作りすることができます。
強度を保つためにできればミシン縫いをおススメします。
用意するもの・・・不要なジーンズパンツ、スリング用リング、ミシン
作り方
①ジーンズを裁断します。
a)ジーンズパンツの上部はスリングの袋部分に使用するのでショートパンツの長さになるように裁断します。(愛犬がスリング内で座ったときの深さを考慮して裁断)
b)残りのジーンズパンツの両足部分は肩ひもやスリングの底などに使用します。
②a)のショートパンツ風になったパーツをさらに「前身ごろ」と「後ろ身ごろ」の2つのパーツに分けて裁断します。(股の部分は不要なのでカットして大丈夫です)
この時点で2つのパーツは、やや横長の長方形になっているので、スリングの形をイメージして両脇下の角を丸くカーブさせながら裁断します。(スリング袋部分の完成です)
③b)の残りのジーンズパンツも、a)と同様「前身ごろ」と「後ろ身頃」の2つのパーツに分けて裁断します。(両足分あるので全部で4つのパーツに分かれます)
「後ろ身頃」2枚のパーツは、スリングの底からサイドにかけてのパーツになります。
(Uの字に使用します)
強度が欲しい場合には2枚重ねて使用し、愛犬の長さや大きさに合わせて、幅や長さが必要であればミシンでつなげて縫って使用してください。
④b)の「前身ごろ」2枚のパーツは肩紐に使用するので、「後ろ身頃」をUの字にした両サイドにそれぞれ片足パーツずつつなげてしっかりと縫い合わせてください。
これで③の残りのジーンズパンツは4つのパーツがそれぞれ底部分~サイド部分と肩紐部分に使用するため長いUの字になっているはずです。
⑤②と④をしっかりと縫い合わせて、肩紐部分にスリング用リングを縫い付ければ完成です。
ペットスリングをメッシュで作るには?
ペットスリングをメッシュで作るには、メッシュ生地を購入しないといけませんがメッシュ生地は生地屋さんで購入できるほか、100均などでも代用できるタイプのメッシュもあります。
とくに100均の洗濯用ネットはタイプが色々あります。
メッシュにも目の細かいものや粗いもの、伸縮性のある生地や丈夫な生地があり、形もドラム型をした大きなものや、袋状のものなども用途に合わせてさまざまあります。
ここで注意したいのは、メッシュだけでペットスリングを作ろうとすると強度の問題や爪がひかかった時などどんな事故があるのかわかりません。
全部メッシュ生地でスリングをつくるのが一番通気性にも良いですが、体重などの安全面を考えると強度を保つためにスリングの半分以上は厚手の布地などを使用したほうが良いでしょう。
側面部分をメッシュにするだけでも通気性も増すので上手に活用してみてはいかがでしょうか。
スリングを作ったあとは必ず安全な家の中で愛犬を実際に入れて強度や飛び出しなどしっかりと確認してから外で使うようにしてください。
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ペットスリングの型紙はなくてもできる?
ペットスリングは型紙なしでももちろん簡単に作ることができます。
ゼロから作ろうとせずに、ジーンズパンツをリメイクして作ったり、大きな風呂敷や布があればそれを利用してつくることも可能です。
その際には、強度を保つためにできるだけ綿100%のタイプやしっかりした麻生地やキルティングの布などを使用するのがおススメです。
大きな長方形の布とスリング用リングがあれば、簡単にできます。
長方形の片方の辺にリングを通し縫い付けベルトを通す要領で反対側の辺をリングに通せば簡易スリングの完成です。
この場合、人間用の赤ちゃんスリングタイプで作っているので簡易的ではありますが、このように型紙なしでも作ることは可能です。
今回は簡単につくれるスリングを紹介しましたが、犬の性格によっては怖がって飛び出したり、体重やスリング内の動きによって万が一壊れてしまうことも考えられます。
そんなトラブルが起こったときにすぐに対処できるよう、飛び出し防止フックを付けたり、必ずハーネスリードや首輪リードは装着させておくのが安心安全です。
まとめ
今回はペットスリングを簡単に作る方法を、ジーンズを使ったやり方でご紹介しました。
またこれからの季節、メッシュタイプのスリングを作る場合のヒントについてメッシュ生地はどこで購入できるかなどについても取り上げ、最後に型紙なしで作れる簡易スリングについてご紹介しました。
手作りのスリングは愛情たっぷりできっと愛犬も喜ぶと思います。
安心して安全に使えるよう一度自宅内で試してから外で使うようにしましょう。
何かあったときにはすぐに対処できるよう首輪やハーネスを装着しリードは手にもって置くのが安心です。
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