猫って散歩するの？自由に歩き回っているのにリードとかつけるとストレスたまらない？

犬を飼っているおうちでは、運動不足やストレス解消のためにも散歩は必須ですよね。

しかし、猫の場合、散歩って必要なのでしょうか？

散歩をしているところはごく少数だと思いますが、実際のところ、猫にとって散歩とはどういった位置づけなのでしょうか？

今回は、猫と散歩の関係についてお話していきましょう。

猫に散歩って必要なの？

猫にとって、散歩は必要なものなのでしょうか？

ずばり結論から申しますと、猫の性格による、です。

生まれてすぐ室内で育てられた猫はインドア派な性格が多く、このタイプの猫は外出するのを嫌がる傾向があります。

このような猫は室内を縄張りとして過ごしているため、特に散歩は必要ないと言えるでしょう。

逆に、ある一定の年齢まで外で育った猫や室内飼いでも好奇心旺盛な猫の場合だと、外出することを好むことがありますので、散歩が必ず必要であるとは言えませんが、日々の生活をさらに充実させるためのひとつの工夫として散歩を取り入れるのも良いでしょう。

猫の散歩は犬のとは違って、日々のストレス発散や気晴らし、生活を豊かにするための方法のひとつとして考えられています。

犬の散歩は運動不足を目的とした日課という側面がありますが、猫は日課とまではいかないのが現状です。

なぜかというと、外で飼われている猫の平均寿命が室内飼いよりおよそ５年も短いと示されているように、外には猫にとっての危険、例えば、交通事故、植物や化学物質による中毒症、細菌やウイルス、ダニ、ノミなどによる感染、猫同士の喧嘩などがたくさん存在していることから、猫を外に出すのは控えた方が良いという認識があるのですね。

散歩させて生活を豊かにさせたいか、猫を危険にさらさないために散歩はさせないか、それは猫の性格と飼い主さんの判断に一任されます。

きちんと見極めて、もし散歩する際には細心の注意を払っていくべきであるということが言えますね。

散歩へ出かける方、純粋に猫が楽しんでお散歩できるように、予防や準備は入念に行ってくださいね。

猫の散歩にリードはいるの？

犬の散歩にはリードがつきものですが、猫の散歩にリードは必要なのでしょうか？

猫は自由気ままに歩きたいという傾向があり、リードをつけるのを嫌うことが多いようです。

したがって、基本的にリードはつけなくても大丈夫です。

ただ、交通量の多い場所を通るときや脱走防止の可能性があるときはつけた方がいいと言えますね。

リードをつけるのもいいですが、おすすめなのはハーネスといって、リードは首ですがハーネスは腕を通すひもとなっており、猫にとって安全で優しい作りとなっています。

猫のサイズにあったものを選んで、リードやハーネスをつけて出かける際は、前もっておうちで練習してから散歩へ行きましょう。

猫がリードやハーネスに慣れたこと、それらが猫の身体から外れないことを確認しておくことが大事です。

猫の散歩が自由に行けないとストレスがたまる？

散歩に出かけたことによって、猫は自分の縄張りが広がったと認識したと思って、散歩をしないと逆にストレスになるのでは？と考える飼い主さんもいると思います。

結論を言いますと、猫の育ってきた環境や性格によって変わってきます。

もともと室内飼いであったなら、外への興味はだんだんと薄くなっていきますので、そこまで心配するほどストレスは感じていないでしょう。

その反面、好奇心旺盛な猫であれば、一度外出したことで「外で草を食べられる」「外はおもしろい」と認識し、定期的に散歩に行きたがる猫もいます。

そこで、どのように対応すればいいのかというと、基本的には猫の性格と飼い主さんにお任せしているところではありますが、縄張り意識が根強くなってしまうので、出さないことを選択される飼い主さんも多いようです。

猫の性格やそのときの気分、体調など、よく見て決めていかなければいけませんね。

まとめ

いかがでしたか？

猫にとって、散歩は絶対必要であるとは言えません。

しかし、猫の性格を見極めた上で、猫が外の世界へ興味・関心を持っているのであれば、良い刺激や気晴らしにもなるので、行ってみるのもいいかもしれません。

散歩に行くと決まれば、事前にしっかり準備と練習をしておきましょう。