ワンちゃんは眠りが浅く、仔犬では16時間以上、成犬でも10~12時間は寝ると言われています。

ペットが寝ている姿は本当に可愛いですね。

でも時々、心配な寝方をしている事ってありませんか?

今回は、犬の睡眠中に不思議な行動をする理由と対応について検証していきましょう。

さっそく見ていきましょう。

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犬が寝てる時にピクピクするのは大丈夫?

犬は寝ている間に夢を見て、体をピクピク動かす事があると言われています。

病気で痙攣している場合は、発作のように激しく動くのでその場合には心配ですが、足や耳がピクッピクッと短く動く程度であれば心配は要らないでしょう。

人間でも、夢を見ていて体を動かしたり、寝言を言ったりしますね。

ワンちゃんも見ている夢によって、同じようになる事があります。

仔犬であれば、飼い主さんにしつけられたことを夢の中で整理している事もあると言われていますから、むやみに起こさない方が良い事は理解出来ますね。

また、眠る姿勢もその子によって異なりますね。

■前足を枕に伏せて寝る

リラックスして、安定した姿勢で寝ている状態です。

夏にハアハア舌を出している場合には、暑いからかもしれません。

■お腹を下に付けてスーパーマンのように寝る

最もリラックスして、よく眠っている場合が多くあります。

お腹を床に付ける事で体温を保っている事も考えられます。

■お腹を上に、仰向けにして寝る

警戒心ゼロ。安心して寝ています。

周りに敵はいないと安心してリラックスしている状態でしょう。

■丸まって寝る

保温状態を保っている場合や警戒している時があります。

寒くないのに丸まっている場合には、緊張しているからかもしれません。

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犬が寝てる時に苦しそうにするときは起こした方がいい?

では、ワンちゃんが苦しそうにしている時にはどのように対応する事が出来るのでしょうか?

前述のように基本的には起こさずに、様子を見て判断する事が出来ますが、以下のような場合には心配なので正しい判断が求められてくるでしょう。

■鼻が詰まって苦しそう

風邪や花粉症・アレルギーなど鼻に問題がある場合があります。

その晩は様子を見て、早めに受診して医師の診断を仰ぐ事が出来るでしょう。

■発熱を伴う

犬の検温はお尻で行います。

もともと38前後と大抵は高熱ですが、39~40℃ある場合には発熱が見られます。

症状が落ち着かない場合には夜間でも診てもらえる獣医さんを探しましょう。

■ハアハアして舌が出ている

熱中症などで息苦しそうにしている場合があります。

涼しい所で寝かしてあげるか、重症であれば夜間でも受診をしましょう。

■うなされている

悪い夢などでうなされている場合もあります。人間と同じですね。

様子を見て、声は掛けずに、優しく撫でてあげましょう。

犬が寝てる時に白目をむいてても大丈夫なの?

最後に、寝ている時にけいれんしているワンちゃんのてんかんの場合について挙げておきます。

・痙攣が激しい

見ただけで普通ではないと分かります。

・起こしても起きない

てんかんの場合には発作が治まるまで起こさない方が良いと言われています。

おさまった時点で、そっとバスケットなどに移動させて受診させる事が出来ます。

・気になる他の症状を伴う

白目をむいている・よだれを出している・嘔吐をしているなど前兆があってから痙攣している場合もてんかんの恐れがあります。

このような場合には、医師の指導の元でてんかんの治療をしなければならない場合があります。

■服薬

てんかんを抑えるよりも予防する「抗発作薬」が主な薬になります。

定期的な服薬で改善や発作の軽症化をチェックします。

改善によって服薬が調整されていきます。

■生活習慣の改善

発作に備えてペットの安全確保や、食餌療法が求められます。

出来るだけゆったりと過ごせるように飼い主さんもワンちゃんと一緒に寄り添う姿勢が大切です。

まとめ

私たちの場合と同じく、ワンちゃんも一日どのように過ごして床に就くかが変わるようですね。

出来るだけたくさん遊んであげて、幸せな気持ちで眠れるように工夫出来るかもしれません。

心配なけいれんや夢を見ているだけのけいれんについても見ていきました。

日頃の観察が大きな病気の発見に繋がる事も分かりますね。

楽しく思い出の多いペットとの毎日をこれからも続けていかれますように。

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