先住している犬と生まれた赤ちゃんが初めて会う日を心配する飼い主さんは多くいます。
特に、初めの数週間は共有していけるかどうか大きな分かれ目になるかもしれません。
実際、赤ちゃんが生まれた後、ペットを手放す事にした人も多くいます。
今回は、先住している犬の気持ちを知った上で、赤ちゃんとも仲良く暮らしていくために必要ないくつかのポイントを取り上げていきます。
少しでも参考にしていただければ嬉しいです。
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犬が赤ちゃんに嫉妬するの?
先住している犬が、新しい犬や赤ちゃんなどに嫉妬をするという話はよく聞きます。
理由はいくつかありますが、どれも時間と共に解決していくのであまり心配し過ぎる必要はないかもしれません。
ちょうど下の子供が出来た後に、上の子供が子供帰りをするように家族が増える事を受け入れるのに時間が掛かるのです。
では、実際にどんな問題行動が出るのか見ていきましょう。
①飼い主さんに付きまとう
元々気楽に暮らしていたのが、突然どこに行くにも付きまとったり、後追いするようになるかもしれません。
②指示を無視する
ふてくされているかのように、飼い主の指示を聞かない事があるかもしれません。
また、いけないと分かっていて悪い事をしてしまうかもしれません。
③邪魔をする・吠える
完全なる嫉妬から現れる行動です。飼い主さんを取られたくない気持ちが抑えられない行動なので、時間と共に改善されるはずです。
④失禁・トイレの失敗
ストレスや不安から、今まで出来ていたトイレの習慣が出来なくなる事があります。
怒らないであげてくださいね。
⑤エサを食べない
元気がない・様子が違うなどの気になる症状が出る事もあります。
犬と赤ちゃんが同居すると吠えるの?
犬は元々、集団生活の中で生きている動物で、群れの中で格付けがあります。
ペットとして買っている犬の中ではお父さんとお母さんが「ボス」で、犬は自分を「手下」であると格付けするようです。
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そんな中に、突然赤ちゃんが入ってくるものだから、犬にすれば、敵だと思ってしまう・お母さんが赤ちゃんにかかりっきりで混乱・ボスに構ってもらえないイライラなど複雑な心境が出るため、それが問題行動に現れるようです。
犬が赤ちゃんを受け入れられるまでには、以下のようなことに気を付けておきましょう。
■犬が赤ちゃんに吠える
落ち着くまでには、赤ちゃんに危害が及ばないように気を付けなければなりません。
しかし、犬と赤ちゃんを別々にして世話をする事は将来的にも不可能ですから、赤ちゃんを抱っこして、犬に受け入れさせる努力が根気よく必要かもしれません。
■無駄吠えが増える
構ってほしいために、怒られても吠える事があるかもしれません。
この無駄吠えは愛情不足である事を覚えておくなら、無思慮に叱ったり外に閉め出してしまう事は避けられるはずです。
直ぐに構ってあげて愛情を十分に伝えてあげましょう。
犬と赤ちゃんが仲良しになる方法は?
では、犬と赤ちゃんが早く仲良くなるために出来る事をおさえておきましょう。
①赤ちゃんが生まれる前
赤ちゃんの部屋やベッドなど、新しいものの臭いをかがせておくようにします。
新しい命が今後どこでどのように過ごすのかを教えておく事が必要です。
②赤ちゃんが生まれたら
犬の気持ちを考えて、出来るだけスキンシップを取ったり、声を掛けてあげましょう。
また、赤ちゃんに優しい心配りが出来たらそのすぐ後に褒めてあげたり、ご褒美をあげる事が出来ます。
③悪い事をした場合
叱らなければならない状況の時には、落ち着いて叱るか無視をします。
この時期は、ママもイライラしやすいので、悪い事をその場で正そうとするとストレスがたまるかもしれません。
無視する方が、犬にとってはショックが大きく出るため悪い事をしないようになります。
犬の良い所を褒めてあげる事に専念しましょう。
④赤ちゃんと犬だけで置かない
赤ちゃんが受け入れられないうちは邪魔者に思えていたずらをするかもしれません。
必ず保護者の目が届くように気を付けましょう。
まとめ
犬にとって飼い主は大切な存在です。
飼い主がイライラしているのは、犬にも赤ちゃんにもよくありません。
ですから、赤ちゃんに掛かりきりになる時期ですが、犬に時間を取ってあげて一緒に過ごしてあげましょう。
数日~数週間で犬は新しい家族を受け入れられるようになるので、気長に待ってあげましょう。
愛情があれば、きっと大丈夫です!
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