ペットの犬を飼っているご家庭で、旅行に行くときはどうされていますか?
知り合いやペットサロンに預けたり、食事など用意してお留守番させたり、さまざまだと思いますが、犬も家族の一員なので、やっぱり一緒に旅行に出かけたいですよね。
近場だと車で一緒に行けますが、遠出をするとき、特に飛行機で出かける場合は、犬を飛行機に乗せてもいいのかなど気になることがたくさん。
そこで今回は犬と飛行機で出かけられるのか、そしてそのときの注意点などお話してまいりましょう。
スポンサーリンク
犬を飛行機の機内に持ち込みってできるの?
そもそも犬が飛行機に乗るなんてできるのでしょうか?
実は、結論から言いますと、犬も飛行機に乗ることは可能なんです!
ご存知なかった方にとってはすごく朗報ですよね!
しかし、なかには犬種によって乗れない犬もいます。
生後4ヶ月以内の赤ちゃんワンコや7歳以上の高齢のワンコ、心疾患や呼吸疾患を患っているワンコ、短頭犬種や分離不安をもつワンコ、ケージに入るのが慣れていないワンコはお断りのところもあるようです。
さらには、同じ座席に乗れるというわけではありません。
では、犬の飛行機の乗せ方について詳しく見ていきましょう。
犬を飛行機で輸送するときはどうするの?
飛行機に犬を乗せる場合、輸送というかたちになります。
そのため、その他の受託手荷物として貨物室へ預けられることになります。
客室内と同じように空調などは保たれ、飲み水なども与えられるので、必要最低限の環境は整えられています。
また、獣医がいる空港もここ近年で増えてきており、犬の健康面も考慮されています。
さて、搭乗環境がわかったところで、どんな準備をすればいいのでしょうか。
まず、かかりつけの動物病院で健康診断を受けておきましょう。
次に、ケージに入る練習をしましょう。
スポンサーリンク
狭い空間の中でずっと大人しく過ごせるように、何度も何度も繰り返し練習をしてその環境を覚えさせます。
そのケージの中で、給水器を使って水分補給をする練習もしておきましょう。
飛行機の中という慣れない環境で水を飲むのもしんどいと感じる犬もいるので、この練習は大事になります。
また、ケージに入ったまま、自動車で移動する練習もおすすめですよ。
長時間慣れない環境で移動することで、犬は強いストレスを感じてしまいますので、ストレスをできるだけ最小限にするためにも、これらの練習をしっかり行ってあげましょう。
では、手続きとしてはどのような流れがあるのでしょうか。
まずはじめに、ペット輸送が可能な会社かどうか事前確認をしましょう。
前もってその会社の同意書を用意し熟読した上で、署名捺印をしておきましょう。
ケージや給水器も基本的には飼い主が準備します。
その他、タオルや犬が好きなおもちゃなど必要なものの準備もしておいてくださいね。
そして、空港に着くまでにおしっこや便を出しておき、水分補給もしておきましょう。
食事に関しては、空腹状態でも満腹状態でもダメです。
どちらの状態でも体調を崩すおそれがあるので、食事の時間に細心の注意を払いましょう。
犬を飛行機に乗せると危険なのか。
犬を飛行機に乗せるにはいつも危険が伴います。
空調などの環境が整えられていると言っても、個体差によって、その時々によって、感じる暑さや寒さは違います。
荷物として預けられていますので、犬のその瞬間の体調をご自分の目で確認することもできません。
さらに、飛行機移動は私たち人間でも気圧の変化に対応しづらい方もいますよね。
犬は飛行機に乗る機会も滅多にありません。
そういった気圧の変化に戸惑うのも無理はないと思います。
これらのことがストレスもなって犬の負担となり、体調を崩したりトラウマや後遺症が残ってしまったり、最悪の場合ショックによって死亡してしまうリスクもあります。
飼い主である私たちがこのことについて十分理解しておく必要がありますね。
まとめ
飛行機でも犬と出かけられることがわかりました。
危険が常に伴ってくることもわかりましたね。
私たち人間にとって楽しい旅行でも、犬にとって苦痛に感じてしまうこともあるでしょう。
家族の一員である犬も楽しめるよう、気を付けなくてはいけないことはしっかりと見てあげましょうね。
スポンサーリンク