おうちで飼っている愛犬がはじめてヒートになってしまった!
どう対応していいかもわからないし、しかもトリミングの予約も入れてしまっているし、トリミングに行ってもいいのか等、悩む方も多いと思います。
そこで今回は、犬がヒートになったときのトリミングについて、詳しくご説明してまいりましょう!
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犬のヒートの期間はどれぐらい?
犬のヒートの期間は一体どれくらいなのでしょうか。
まず、ヒートとは犬の生理のことを指し、発情期の期間となっています。
雌犬は年に2回、だいたい半年から9ヶ月の間隔でこの期間にあたります。
一般的には、生理の出血が始まってから約9日後に発情期へと入ります。
人間の生理はまず排卵してから出血が起こりますが、犬の場合は出血のあとに排卵をするので、それに合わせて発情期に入るのですね。
個体差はありますが、平均的には14~21日で出血は終わると言われています。
中には1ヶ月も出血が続く犬もいて、かわいそうに感じてしまうかもしれません。
また、小型犬の中には出血がない犬もいたり、出血の少ない子は自分で舐めてしまう犬もいたりして、私たちが犬のヒートに気付けないこともあります。
このときは、外陰部やおっぱいの腫れで判断して対処してあげましょう。
犬のヒートの時にトリミングに行ってもいいの?
では、トリミングの予約を取っている頃合いにヒートになってしまったらどうすればいいのでしょうか。
ヒート中の犬に対して、シャンプーを行うことに問題は特にありません。
しかし、発情している雌犬に対して、トリミングに来ている他の雄犬をトリマーが抑えることができない程反応してしまい、大変なことになります。
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また、ヒート中の雌犬もイライラしたり落ち着きがなかったり、いつも以上に過敏で神経質です。
他の犬と喧嘩するおそれも考えられます。
そんな中、トリミングサロンによって対応は異なるかもしれませんが、ヒートの犬でも体調不良でなければ従来通りしてくれるところが多いと思います。
したがって、他の犬もいますしトラブルを事前に防ぐためにも、ヒートであるということは前もってサロンに連絡をしておきましょう。
それでも心配であれば、発情期のときに発する特有のにおいに雄犬は反応するので、そのにおいが消える頃、おそらく出血は始まって約1ヶ月後になると思いますが、それからトリミングの予約をするようにしてください。
愛犬も飼い主もトリマーも、安心してトリミングをすることができますよ。
犬のヒートの時のシャンプーで気を付けることは?
トリミングだと他の犬もいるし不安だから、おうちでシャンプーしてあげるご家庭も少なくないでしょう。
おうちでシャンプーしてあげるのもいいでしょう。
ヒート中、ヒート後は身体の抵抗力も低下しているため、ウィルス感染しやすく病気にもなりやすいと言われています。
そういったことから、外陰部を清潔に保つことが必要になるので、ヒート中のシャンプーは特に問題なく行えます。
ただ、シャンプーは体力を使うため、抵抗力の低下と体力の低下が重なり、病気や感染症を発症することもあると言われています。
シャンプーしているときに外陰部からウィルスが体内に入ってしまい、膀胱炎、子宮蓄膿症を患ってしまうおそれもあります。
したがって、シャンプーは可能ですがなるべく避けてあげる、もしくはシャンプーをするなら短時間で行うよう気をつけてあげましょう。
ヒートの周期がわかっているなら、ヒート前にシャンプーしておき、ヒート後も思いっきりきれいに洗ってあげるのもいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
色々考えると大変かもしれませんが、一番大変なのは愛犬であることを忘れずに、ヒート中でも心地よく過ごせるようにサポートしてあげてくださいね。
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