トイプードルのカットはサロンにお任せすることも多いですが、シャンプーも頼むとなるとそれなりに費用はかさんでしまいます。

今回は、トイプードルの自宅でのシャンプーのやり方や乾かし方のコツ、そもそもトイプードルのシャンプーはどれくらいのペースでするのが良いのかなどをご紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

トイプードルのシャンプーの頻度は?

トイプードルのシャンプー頻度は、健康でとくに問題のない子であれば、2週間~3週間に一度ぐらいが良いでしょう。

人間のように、毎日シャンプーしたいと思う方もいるかもしれませんが、過度な回数のシャンプーは犬にとって必要な皮脂までも取ってしまいます。

皮脂の取りすぎは皮膚の乾燥を招き、痒みやフケの出る原因にもなるので、多くても2週間に1回程度しておくようにしましょう。

老犬や心疾患があるトイプードルは、シャンプーをするだけでも想像以上に体力を使うため、シャンプーの頻度は少なくして蒸しタオルやノンウォーターシャンプーを使用するなどの工夫をするようにしましょう。

散歩の有無や外出の頻度、生活環境によってもシャンプー頻度は異なります。

皮膚炎を患っていれば、週に1回ペースで頻繁にシャンプーをしたほうがいい場合がありますが、病院で処方されるシャンプーは頻繁に洗う分、保湿成分が高く、洗浄力はマイルドになっているものもあるので、どのようなシャンプー剤を使用するかによってもシャンプーの頻度は異なります。

スポンサーリンク

トイプードルのシャンプーを自宅でできる?

自宅でシャンプーをする場合には、シャンプー剤選びは慎重に行うようにしましょう。

多くの飼い主がシャンプー剤を選ぶ時、値段や量、香り、使い方の手軽さなどを基準に選ぶと思います。

実は、シャンプー剤の選び方はとても重要で、洗う頻度によっては皮膚トラブルを起こす可能性もあるため、選ぶ際には、以下のことに気を付けて選ぶようにしましょう。

<シャンプー選びのコツ>

①行きつけのサロンで使用しているものを購入する。
サロンに行って痒みやフケなどがとくに出ていないということは安心して自宅でも使用できるということです。
洗い方のコツを相談できることもメリットの一つです。

②ショップに行って希望を伝えて選んでもらう。
臭いが気になるから香りがあるものが良い、リンスインシャンプーで簡単なものがいい、サロンのようにふんわり仕上げたい、天然成分でできたものがいい、など飼い主のこだわるポイントは様々です。

シャンプーは、種類により特徴があり、犬の状態や飼い主の手入れの仕方によって向き不向きがあります。

自宅でシャンプーする場合には、シャンプー選びは慎重に、そして量が少ないボトルから購入してみることをおススメします。

トイプードルのシャンプーのやり方は?

自宅でのシャンプーは、もつれや毛玉を全てブラッシングで取り除いてからシャンプーをするようにします。

<用意するもの>
シャンプー/リンス/肌触りの良いスポンジ/ペットボトル/ゴムバケツ /タオル/

<シャンプーのやり方・・準備>
・シャンプーとリンスは原液で使わずに、それぞれ空のペットボトルに入れてお湯で希釈します。

・柔らかいゴムバケツはお湯が捨てやすいので便利です。
愛犬が入るサイズを使用し、よく動く犬が滑らないようにバケツの中にタオルを一枚入れておくと、足元が安定し、老犬にもおススメのやり方です。

・お湯の温度は36~38度程度、季節により多少変わります。

<シャンプーのやり方・・実践>

・バケツにお湯を張り、犬を湯船に優しく入れてその中で洗っていきます。

・希釈したシャンプーボトルを振って泡立てスポンジにたっぷり含ませ湯船の中で優しく撫でるように洗います。

・顔周りは、スポンジを泡立てて優しく洗い上げ、目周りは指の腹で汚れを落とします。

・湯船に入ることで毛がゆらゆら揺れ、泡立ててガシガシ洗うよりも実は汚れが落ちます。シャワーを使うと怖がる子もいるので湯船にたまったお湯をスポンジに含ませ頭の上を撫でるように洗い流します。

・ゴムバケツの端を曲げるとお湯が流れていくので、再度お湯を張って今度は希釈したリンスをスポンジに含ませ大まかに被毛に馴染ませます。

・バケツの中で、湯船をためてスポンジなどを使い洗い流したら終わりです。
メーカーによってすすぎをしっかり行うタイプは何度最後の工程を繰り返します。

<乾かし方>
・プードルの毛がもつれないように、こすらずに、一点をタオルで抑えるように水分をとります。

・サークルがある場合は、その中に厚めのタオルを敷くと足裏やお腹周りが乾きやすくなります。

・夏場は扇風機をサークルに向け風を通すようにするとより早く乾きます。

・ドライヤーは温風の場合は熱さには十分気を付け、顔周りは冷風にします。
皮膚トラブルがある犬は熱さが痒みの原因になるため冷風で乾かします。

・ブラッシングスプレーをかけてブラッシングしながら乾かすとよりきれいに仕上がります。

・ドライヤーを固定するスタンドも売っているのでそれを利用すると抱っこをしながら乾かすことができ犬も安心します。

まとめ

シャンプーの頻度は、犬の状態や生活環境によっても違います。

シャンプーをしたあとに、乾燥による痒みやフケが出ていないかなどを確認しながらちょうどいいペースを見つけるようにしましょう。

自宅でのシャンプーも、愛犬が嫌がらないような優しいやり方で行うようにすると手入れも楽になります。

スポンサーリンク