ペットの愛犬がブルブル震えているところを見たことありませんか?
ただ単に寒いのか、何か病気を患っているのか、気になりますよね。
もしかしたら、それは病気かもしれません。
今回は、犬が震えている原因について、詳しくご説明してまいりましょう。
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犬がブルブルと震えるけど寒いの?
まず、ブルブル震える理由として、環境面が考えられます。
寒さ、恐さ、興奮などがあげられます。
寒さは、人間も同じく寒さに震えることがありますよね。
恐さについても、怖いものが目の前に存在しているとき、高所や不安定な場所にいるときに恐怖を感じて震えますね。
興奮で震えるというのは、例えば、好きな食べ物が出てきて「待て」と言われてじらされているときや、はたまた飼い主が出先から帰ってきたときなど、嬉しくて震えるものです。
これらの原因は、犬の体調とは特に関係ありません。
寒さについては、冷えないようにあたたかくしてあげてくださいね。
犬が震える本当の理由は?
さて、環境的要因についてお話しましたが、体調不良が引き金となって震えている場合もあるんです。
犬は言葉を話せません。
震えることによって飼い主に体調不良であることを訴えているんですね。
犬によっては、震えて不調を訴えることのできる犬もいれば、我慢を重ねて何も変化が見られない犬もいます。
しっかり見極めて犬の不調を感じ取ってあげてくださいね。
では、体調不良の中でも外科的なものと内科的なものがあるので、まず外科的な要因であるかどうかを見ていきましょう。
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どこか外傷を負っていないか、体のあちこちを触ってみて腫れや、しこりのようなものがないか、そして触ったときに嫌がる素振りをしないか、色々と確認しましょう。
変なところがあったら、動物病院へ行きましょう。
環境的要因も外傷など外科的な要因も見当たらず、それなのにずっとブルブルと震えているとき、犬の体内で何か異変が起きているのかもしれません。
そう、内科的要因、いわゆる病気です。
考えられる病気として、尿毒症、狂犬病、破傷風、脳や神経の病気、低体温症、低血糖症、熱中症、てんかんなどがあります。
動物病院で何の病気かきちんと判断してもらって治療を進めていきましょう。
犬が震える症状の出る病気ってどんなものがあるの?
では最後に、震えの症状が出る病気について説明しましょう。
一つ目に、低血糖症。
食事を長時間摂取しないと低血糖になり、元気がなくぐったりしたり震えたりします。
二つ目に、熱中症。
熱中症によって筋肉が震え出し、全身が痙攣する場合があります。
暑い日が続き震え出したと思ったら、水分をたくさん飲ませたり体にこもった熱を取り出すために冷やしてあげたりして対処しましょう。
三つ目に、中毒症。
有害なものを体内に入れてしまうことで中毒症状を起こしてしまい震えるんですね。
震えの他に、嘔吐や下痢、痙攣を引き起こすとも言われているので、そういった症状が見られたといは、何らかの中毒症にかかっているかもしれません。
最後に、低体温症。
何か重い疾患や怪我で体が衰弱状態に陥り、体温が下がることによって、震えが止まらなくなり命の危険も及ぶ病気です。
これらの病気、症状が考えられるときは、必ず動物病院へ連れて行きましょう。
まとめ
さまざまな要因についてお話しましたが、重要なのは飼い主がそれに気付いてあげることです。
普段からよく観察して、犬の健康を守ってあげましょう。
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