毎年ペットの愛犬にワクチンを受けさせていると思いますが、受けたあとはどのように過ごせばいいのでしょうか?
シャンプーや散歩はしてもいいのか、副作用は大丈夫なのかなど、気になりますよね。
そこで、犬がワクチンを接種したあとの生活について、今回はまとめてみました。
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犬はワクチンのあとシャンプーしてもいいの?
ワクチン接種後のシャンプーについてですが、接種後だけでなく接種する前もシャンプーは控えた方がいいでしょう。
犬にとってシャンプーは体力を使う行為。
体力の消耗は、副作用の発生につながりかねません。
前もってシャンプーをするときは、ワクチンを受ける7日前くらいがいいとされています。
また、ワクチンを受けるということは、その病気を発症していないとは言え、感染している状態であると言えます。
このときにシャンプーをしてしまうと、体力を使うことだけでなく、体温の低下やストレスのため、免疫が落ちてしまったり、ワクチンによる抗体作りがなかなか上手くいかず発病に至ってしまうことも考えられます。
前もってシャンプーできなかったときは、接種後3~7日後にシャンプーしてあげてください。
犬がワクチンを打った後は散歩してもいいの?
ワクチンを打ったあと、散歩に出かけてもいいのでしょうか。
結論から言うと、散歩は控えてください。
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ワクチンを受けると、熱が出たり元気がなくなったり、食欲の低下やじんましんなどの副作用が出るおそれがあります。
そのときは散歩に出れませんよね。
その副作用が出ていなかったとしても、散歩へ行って体力を消耗することで、副作用が発生してしまうリスクも考えられます。
副作用が重なって呼吸困難も起こす犬もいるくらいです。
できるだけ副作用を起こさないためにも体力を使う散歩は避けましょう。
ただ、家の中でおしっこやうんちができない犬も中にはいると思います。
そのときは、庭やおうちの周りなど近場でトイレだけできるようにしてあげてくださいね。
犬がワクチンを打った後はどうして安静にしないといけないの?
ワクチンは、予防したい病気の病原体を薄めたもので、接種することで体内に抗体を使って、その病気にかからないようにしてくれるものです。
ワクチンを接種するということは、少なからず病原体を体内に入れて感染状態になる行為。
抗体を作る際に体内では色んな変化が起きているため、たとえ犬の見た目やようすに変化がなくても、安静に過ごしていた方がいいと言えます。
また、接種後に体調不良にならなくても、少し動いたり体力を使ったりすることで、体調不良に陥ってしまう可能性も考えられます。
さらに、ワクチンを受けたときの体調や年齢によっては、毎年のようすも違いますので、昨年は何もなかったからといって油断しない方がいいですね。
ワクチンを受けたあとは、できるだけ体力を使わず安静に過ごしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
ワクチン接種後は、しっかりと犬のようすを観察してあげてくださいね。
体調の変化に気付いたり気になる症状が出たりしたら、動物病院の先生へ相談してみてください。
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