トイプードルのトリミングのペースは人それぞれだと思いますが、伸びてきた毛が気になってきて、「自分でカットできたらな」と思う方も少なくないと思います。

今回はトイプードルのトリミングを自分でする場合のハサミの使い方や注意点、コツなどをご紹介していきたいと思います。

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トイプードルのトリミングの場合、自分でできる?

トイプードルを自分でトリミングする際に、マズル部分(口元)を手で持つことを嫌がらない子であれば、顔周りも含めてある程度カットできますが、もし嫌がるときには、ボディだけや足周りだけなどの部分カットにして、あとはプロにお願いしたほうが安全です。

自分でカットをする場合には、下準備をしてからの方が効率良くカットできます。

また毛玉だと思って間違って皮膚まで切ってしまったり、ハサミで何度も調整することを考えると、犬の安全面や体力面を考慮しても、面倒ですがしっかり下準備を行った方がカットがしやすいです。

カットする前の下準備で大切なことは、「ブラッシングをして毛玉やもつれを取り除くこと」と「シャンプー後にしっかり毛を伸ばしながら乾かす」ことです。

この下準備をしっかりできれば、目ヤニで汚れていた目周りの毛や、食べ物でカピカピになっていた口周りの毛も、カットがしやすい状態にすることができます。

下準備からカットまで一気にやろうとせず、下準備とカットを2日間に分けるなど工夫して負担がかからないようにしましょう。

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犬のトリミングのハサミの使い方で怪我しないようにするにはどうやったらいい?

トリミングにはペット専用のハサミを使うようにし、慣れていない場合には短く持ちやすいハサミや、刃先が丸くなっているもの、スキバサミを使用すると良いでしょう。

工作用のハサミは被毛をしっかりかまないうえに、さびていたりすると目周りのカットをしたときに目に炎症が起きたり、怪我をさせる恐れがあるので使用しないでください。

ハサミは、刃先が犬に向かないように犬の体の面と並行になるよう動かすことが基本になります。

ボディなどの広い部分をカットするときには、一気に切ろうとせずに毛先から少しずつ、親指が下に来るようにハサミを持ち、親指だけを動かしながら面を平行に移動しながらカットします。

難しい場合には、コームや自身の指で毛を挟んでそこから出たところをカットするようにすると、犬の皮膚とハサミの間に、自分の手指又はコームをワンクッション挟むことになるため、怪我をさせる危険性は少なくなります。

ボリュームを落としたり、ハサミの跡を残したくない、またはハサミを使うのが怖ければ、スキバサミがおススメです。

テーブルにハサミを一時的に置くときには、必ず刃は閉じた状態で刃先は自分に向けて置くようにしてください。

犬が知らずにハサミを踏んでしまい肉球が切れてしまうこともあります。

トイプードルのトリミングで顔の周りはどうすればいい?

顔周りで一番気になるのは、目に入る目周りの毛と口元に入る毛だと思いますが顔周りのカットは大変危険なので、無理は禁物です。

目の付近が危険なのはもちろん、口元も舌が突然出れば切ってしまう恐れもあります。

マズルを抑えて舌が出てこないようにしながらカットするなどある程度、顔周りを嫌がらない子であれば慎重にすすめていくようにしましょう。

アゴの毛を少しつまんで持つようにすると、固定できるので、アゴの毛は最後まで残しておきます。

目に入る毛を効率良くカットするためにまずはコームで鼻の中心から外側に向かって菊の花のように放射状に毛を掻きだしカットしやすい状態にします。

刃先の丸い小さめのハサミを使ってカットしますが、危ないと感じる場合にはスキバサミでカットしても大丈夫です。

毛を切る場所はハサミの先端ではなく真ん中部分で切るようにし、刃先はやや顔から放した外向きに角度をつけ、少しずつ動かしながらカットしていきます。

額から頭の上の部分の毛で目にかかる毛は、コームを頭部後ろから前方に掻きだして額から前方にはみ出る毛をカットしていくとバランスよく切ることができます。

額から目尻に向かっての側面部分をカットして顔の大きさを決めていき、バランスを見ながら鼻より下のマズルの毛を少しずつカットしていきます。

人でいう口角部分から斜め上に向かって顔の輪郭をカットしていき最後にアゴ下をカットすればだいたい完成です。

まとめ

自分でカットするのに慣れていないと、初めは難しいと思いますが、気になるところを少しずつカットできるようになると、手入れも少しは楽になると思います。

愛犬が嫌がっているようであれば無理はせずにできる範囲でカットし、あとはプロにお願いするようにしましょう。

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