ブラッシングは必要不可欠です。
頻繁に出来れば良いのですが、嫌がる猫ちゃんも多いはず。
ブラシを見せただけで、高い所に逃げたりなんて光景もよく見掛けられます。
今回は、猫のブラッシングのコツについて検証していきます。
ぜひ参考にしてください。
スポンサーリンク
猫のブラッシングの頻度はどれぐらい?
猫はグルーミングと言って、自分で舐めて毛繕いをします。
胃の中にたまった毛玉を吐き出してキレイな毛並みを保ちます。
ただし、春と秋の時期毛が生え変わるため大量の毛を飲み込んでしまう事になります。
そして、消化器が上手く働かないと、毛玉が胃の中にたまってしまうという病気になる事もあります。
生え変わり時期はもちろん、普段からブラッシングを心掛けてあげたい幾つかの理由をあげています。
■毛の艶を保つ。
毛並みの良さは見ていても癒されます。
猫ちゃんを可愛くグルーミングしてあげるためにブラッシングは大切です。
■ゴミやホコリを取り除く。
お腹や後ろ足は毛玉が出来やすいですが、慣れるまではなでる感覚で背中などからブラッシングを始めましょう。
■健康状態のチェック
ブラッシングの際に皮膚や毛の状態をチェック出来るのは大きなポイントです。
特に、皮膚病は早期発見が恢復に欠かせませんから、出来るだけわきの下や・肉球など細かいところまでチェックしてあげましょう。
スポンサーリンク
猫がブラッシングを嫌がるけどどうしたらいい?
ブラッシングを嫌がる猫ちゃんにとってブラシは大敵です。
それを克服するには、テクニックと時間がどうしても必要です。
以下のような点を考慮してみて、ブラシが恐いものではなく、くつろげるアイテムである事を少しずつ伝えてあげましょう。
①ブラシを選ぶ
短毛用・長毛用のブラシは硬さも長さも異なります。
猫ちゃんが「痛い」と感じたらブラッシングが嫌いになってしまいますから、正しいブラシを選んであげましょう。
②リラックスしている時
遊びに夢中など、他の事に気が向いている時には十分遊ばせてあげてください。
遊び疲れて、休んでいる時など撫でるようにブラッシングしてあげましょう。
ブラシを嫌がったら、飼い主さんの手ぐしから始めましょう。
③毎日少しずつ慣らす
最初は臭いを嗅がせてブラシの存在を知らせる程度で良いです。
少し慣れたら背中や顔から始めて、お腹やシッポもブラッシングしてあげましょう。
④飼い主さんがくつろいでいる事
イライラしていると猫ちゃんに伝わってしまいます。
落ち着いた気分で行う事を忘れずに!
猫にブラッシングをする時のコツは?
ブラッシングのポイントは全身毛の長さに合わせてブラシを替える事です。
では、さっそくブラッシングをしていきましょう。
①頻度
短毛猫であれば3日に1回、長毛猫であれば毎日ブラッシングしてあげたいですね。
毛の生え替わる時期にはどちらのタイプも日に1回~2回してあげましょう。
②毛玉は最初にカット
毛玉が引っかかってブラッシングが出来ない部分をチェックして、毛玉があれば安全ハサミでカットしましょう。
③ブラシの固さや長さを決める。
・ソフトタイプのスリッカーブラシ
痛みが少ないため、子猫やブラッシングが苦手な猫ちゃんに向いています。
使い方を間違えると皮膚を傷つけてしまうため、優しく慎重に使用しましょう。
・ハードタイプのコームブラシ
コームを仕上げ用に使う事が出来ます。
どの毛の長さの猫にも使える便利なアイテムです。
・他にも獣毛ブラシ(両側が種類の違うブラシになっていて、ブラッシングと仕上げがこれ一つで出来る)や、ラバーブラシ(抜け毛を素早く取り除けて、お手入れも簡単)などがあります。
愛猫の種類に合わせてお気に入りを探してあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
猫ちゃんのグルーミングが間に合わない時期には特に、飼い主さんは毛繕いを手伝ってあげなければなりません。
ソファやベッドに毛がたくさん抜けていたら、要ブラッシングのサインかもしれません。
嫌がる猫ちゃんの気持ちを和らげてあげて、ブラッシングを楽しい時間に出来れば嬉しいですね。
猫ちゃんとあなたにとって楽しい一時となるように願っています。
スポンサーリンク