ペットの犬を抱っこしようとして、嫌がって逃げられた経験はありませんか?
飼い主の心情としてはショックですが・・・犬はなぜ抱っこを嫌がっているのでしょうか?
原因がわかればうまく抱っこできるかもしれませんよ。
そこで今回は、犬の抱っこについて、特に嫌がるときのことについてお話していきましょう。
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犬を抱っこすると嫌がるのはどうして?
犬が抱っこを嫌がる原因として考えられるのは、抱っこについて嫌なイメージがついてしまっているからでしょう。
シャンプーをするとき、爪切りをするとき、歯磨きをするとき、ハウスから出し入れするときなど、そのたびに抱っこしていませんか?
それらの行為は犬にとっていくら必要なことと雖も、嫌がってしまう犬が多くいることが現状です。
その際に抱っこをしていると、「抱っこされるとこれからボクにとって嫌なことをされる」と犬は感じ取って、抱っこから逃げようとするのですね。
抱っこ=嫌なことであると連想してしまうのです。
抱っこができないと、シャンプーや爪切りなどの体のケアもできず、さらに言えば抱っこで犬の体に触って何かの異変に気付く機会もなくなるので、悪循環となってしまいます。
さて、抱っこを嫌なことだと思い込んでいる犬には、逆に、抱っこは良いことであるということを覚えてもらうしか手はありません。
いきなり抱っこをするのではなく、まず犬の方から飼い主の膝に乗ってくるまで待ちましょう。
膝に乗ったらご褒美をあげ、少しずつ体を触れ合わせたらご褒美をあげ、ゆっくりと持ち上げたらご褒美をあげ・・・というふうに、その都度ご褒美をあげて、抱っこ=良いことであるとインプットさせましょう。
少しずつ抱っこの時間も増やしていき、抱っこに慣れさせてあげることが大切です。
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犬を抱っこすると噛むことがあるけど抱き方が悪いの?
だっこするときに、犬が飼い主の腕などを噛もうとすることもあります。
これも、抱っこを嫌がっているという証拠。
しかも、抱かれそうになると噛み付き、飼い主が抱くのをやめると、「やった!噛み付くと抱っこされないんだ」と覚えてしまい、それが習慣となってしまうのです。
なので、犬が噛み付くという行為は、決して飼い主に怒りや悪意があるのではなく、嫌なことから逃げるためにしている行為だと言えます。
何回も噛み付いてくるようなら、それをしっかりと覚えてしまっているので、ご褒美作戦で抱っこは良いことだと覚えさせましょう!
犬を抱っこすると痛がるけどどこか悪いの?
犬を抱っこすると、痛がったことはありませんか?
「キャン!」と鳴いたら、それは痛がっている証拠です。
それはもしかすると、病気になっているというサインかもしれません。
椎間板ヘルニアや関節炎、膝蓋骨脱臼、皮膚や内臓の炎症、神経痛の可能性が考えられるので、抱っこを何度かしても毎回痛がっているようであれば、動物病院の先生に相談するのが良いでしょう。
また、抱っこの仕方が悪いと、椎間板ヘルニアや関節炎になってしまうことも。
抱っこするときは、身体全体をしっかり支えて、犬の腰部に負担をかけないようにしてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
抱っこを嫌がる犬には、少しずつ慣れてもらうように飼い主さんも頑張りましょう!
抱っこをひとつのスキンシップとして、愛犬と素敵な時間を過ごしてくださいね。
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