犬がくしゃみをする時に何が原因なのか気になりますね。
数回ならともかく、止まらないほどするくしゃみには原因があります。
大きな病気に早く気が付くために、今回は犬のくしゃみについて検証していきます。
くしゃみの種類・季節・頻度・生活習慣など色々な角度から観察して犬の健康を守ってあげましょう。
ぜひ参考にしてください。
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犬がくしゃみを連発 してるけど大丈夫?
犬の嗅覚や鼻の粘膜の作りは、人間のものと比べて繊細に出来ています。
人間でもほこりや臭い、花粉など小さな微粒子に過敏に反応するように、犬はさらに敏感に反応します。
ここでは、先ず大丈夫なくしゃみについて見ていきましょう。
■風邪が原因
風邪の症状で鼻詰まりが見られます。
症状の緩和と共に改善していきますから、様子を見て判断してあげましょう。
受診をしてお薬を飲んでいる間は暖かい室内で、静かにユックリと休む事が、風邪の症状改善に役立つ事でしょう。
■犬の種類に寄って生じやすいくしゃみ
パグやブルドックのような短頭種の犬は鼻の奥を戻すために「ぶしゅぶしゅ」とくしゃみをする事があります。
これは、問題のないくしゃみですから、あまり心配いらないでしょう。
■気温差
部屋にいて、外に出た瞬間に始まるくしゃみは温度変化によるものかもしれません。
様子を見て長く、頻繁に続くようであれば改善が必要かもしれません。
犬がくしゃみを連続でする原因は?
人間の場合であれば、アレルギーか風邪を想像しますが、犬でも同じように治療薬が必要なものもあります。
くしゃみの様子からさらに原因を見ていきましょう。
■鼻水
鼻水を伴うくしゃみの場合、以下の点に注意して必要であれば受診させましょう。
・色の付いた鼻水
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鼻炎や副鼻腔炎などが原因している場合があるので、透明の鼻水でも一度相談してみる事が出来ます。
■頻度
くしゃみが始まると、止まらないほどの頻度であればアレルギーや歯周病など様々な原因が潜んでいるかもしれません。
こまめな掃除・温度調整など、適切な調整を心掛けてみる事も出ます。
でも、心配な時は早めに獣医さんに相談しましょう。
■生活習慣
普段の犬の生活の中で、大きな変化・ストレスの原因・エサが変わったなどが原因でくしゃみが止まらないといった症状が出る場合もあるようです。
普段の観察と、配慮が大切になってきますね。
ただ、くしゃみを連発する場合でも、犬が元気で鼻の湿り気が普段通りであればそんなに心配は要らないでしょう。
犬がくしゃみをする考えられる病気は?
では、心配なくしゃみについても見ていきましょう。
このような症状が出る場合には直ぐに獣医さんに相談するか、受診して大きな病気に発展しないように気を付けてあげる必要があります。
■ワクチンを打っていない犬
くしゃみ以外に咳や発熱・けいれんや嘔吐など複数の症状が出ている場合、ケンネルコフ・気管支炎・肝炎などの初期症状が出ている場合があります。
出来るだけ直ぐに、獣医さんに相談して対応を仰ぎましょう。
■アレルギーによるもの
刺激臭・花粉・ハウスダストなどアレルギーの原因になるものがくしゃみを引き起こしている場合には、その元を取り除いてあげなければなりません。
花粉の時期に決まってくしゃみが出る場合などは、空気清浄機の設置などの考えてあげる事が出来ます。
■歯周病
くしゃみとかかわりがある事に気付かれにくいものに歯周病があります。
犬の口臭が気になった・歯茎が腫れている・元気がないなどの症状が見られたら一度獣医さんに相談してみましょう。
まとめ
人間よりも繊細な構造になっている犬の鼻ですから、異物に反応しやすい事も理解出来ますね。
犬が辛そうにしている様子は見ていてつらいです。
早めに原因に気が付いて、取り除いてあげましょう。
獣医さんの処置やお薬で一日も早く良くなりますように。
お大事にしてください。
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