ペットを飼っていると気になるのはその動物の寿命。

死別することはあんまり考えたくありませんが、心の準備ができたりかかりやすい病気などの予防をしたりと、寿命を知っている方がいいこともあります。

今回は、特に犬のチワワを飼っている方で、うちの愛犬チワワの寿命はどのくらいなのか、かかりやすい病気などあるのかとふと疑問に思っている皆さんに詳しくご説明してまいりたいと思います。

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チワワの寿命は何年ぐらい?

犬の寿命は、一般的には10~15歳であると言われています。

犬種や生活環境、先天的・後天的な病気によって違いはありますが、だいたいこのくらいであるとされています。

短いなぁと感じる方も多いと思いますが、人間の年齢に換算すると、だいたい50歳後半から80歳前後くらいの年齢になります。

先程、犬種でも違うと言いましたが、小型犬と大型犬といった、犬の大きさからでも寿命は変わってきます。

小型犬は大型犬より比較的長生きなほうで、寿命は5歳ほど差異があるとされています。

でも、小型犬のなかでもチワワは特に小さくて弱そうに見えるため、病気にかかりやすいのかなと思ったり免疫力も低そうで大丈夫かなと不安になったりしますよね。

チワワの寿命は一体何歳くらいなんでしょうか。

飼い主の皆さん、安心してください。

チワワの寿命は10~18歳くらいで、他の犬に比べて比較的長く生きることができると言われています。

最高寿命として、日本では25歳のチワワがいたと報告があり、人間で換算すると106歳にもなり、とても長寿だということがわかりますよね!

しかし、同じチワワでも、飼育環境が屋外と屋内で違うと、2、3年寿命が違い、屋外で飼う方が短いと言われています。

したがって、チワワを飼うのであれば、屋内で飼った方が長生きしてくれるので、なるべく屋内で一緒に過ごすことをおすすめいたします。

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チワワがなりやすい病気は?

しかしながら、寿命が長いと言っても、病気にかかってしまえば短くもなりかねません。

チワワがなりやすい病気を知って、適切な予防・対策をしてあげることで、寿命は保たれますよ。

ここでは、チワワのなりやすい病気をご紹介しましょう。

①後ろ足の膝のお皿、いわゆる膝蓋骨ですが、これがずれたりはずれたりする病気で、膝蓋骨脱臼というものがあります。

生まれたときからその状態になっている先天性なものと、事故や打撲によって生じる後天性なものがあり、症状としては、歩き方がおかしかったり急に散歩を嫌がったりすることがあります。

尿路結石症

膀胱や尿道、腎臓など尿路内に結石ができる病気で、おしっこをするときに激痛が走るため、排尿しにくくなったり場合によっては血尿が出ることもあるようです。

低血糖症

食欲がなかったりすることで食事が摂れず、血液内の糖分濃度が下がり低血糖となるという病気で、まだ小さいときに低血糖になると、ぐったりしたり痙攣を起こしたりして、そのまま寝たきりになるといった最悪のケースとなる場合もあります。

気管虚脱

気管が変形してしまう病気ですが、原因はさまざまあると言われています。

症状としては呼吸困難になったり対応調節がうまくできなかったりします。

「ガーガー」という鳴き声が特徴的なので、呼吸をしているときにこのような鳴き声になっているときは気管虚脱を疑いましょう。

肛門嚢炎

肛門嚢に分泌液がたまるため、化膿や炎症をおこしてしまう病気で、よく犬が床に肛門をこすりつけたり舐めたりするしぐさをします。

流涙症

涙があふれ出してしまう病気で、原因は涙小管が詰まって涙の行き場がなくなってしまうことが一因とされています。

この病気は、常時涙を出しているため、涙やけの要因にもなっていると言えますね。

チェリーアイ

目のまぶたの裏に「瞬膜」という白い膜があるのですが、これが外傷などによって炎症を起こして腫れあがる病気です。

目から炎症を起こした瞬膜が飛び出て、それがサクランボのように見えるため、チェリーアイと呼ばれています。

他にも、水頭症や僧房弁閉鎖不全症、角膜炎、結膜炎、外耳炎などといった病気になりやすいと言われています。

たくさんの病気があるので心配になると思いますが、大丈夫ですよ!

今皆さんはなりやすい病気が何かわかりました。

あとはこれらを予防するだけで寿命は短くなりません^^

中には予防が難しくできないものもありますが、ほとんど飼い主さんの予防やケアによって対策ができます。

次項で予防法について解説してまいりましょう!

チワワが病気の予防にいいことは?

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨がずれたりはずれたりして膝に負担がかかってしまうため、できるだけ負担にならないよう、床には敷物を敷くなどしてください。

チワワがいつもいるところには座布団を敷いておくなどするといいかもしれませんね。

また、体重が増えてしまうと膝への負担も増加します。

肥満になってしまわないよう、体重管理をしてあげましょう。

尿路結石症

チワワは徳にシステン尿石という結石ができやすいと言われています。

これは、水分をたくさん飲むことで解消されるので、日頃から水分補給を十分に行うようにしてください。

低血糖症

食欲不振になったとしても、栄養不足にはならないような工夫が必要です。

低血糖は空腹のときになりやすいので、食の細いチワワですが、食事の間隔をあけすぎないように1日に食べる量を数回に分けて食べさせるなど、工夫してあげてくださいね。

また、身体の冷えも低血糖を促進させてしまうので、なるべく冷やさないようにしましょう。

気管虚脱

首輪をつける方が多いと思いますが、気管の変形を避けるため、ハーネスに変更したりしましょう。

また、肥満や過剰な興奮も気管虚脱につながりかねません。

気をつけてみてあげましょう。

肛門嚢炎

シャンプーするときに、肛門絞りをすると予防できると言われていますよ。

あまり激しくすると痛がって犬の負担も大きいので、肛門の下からゆっくり袋(肛門嚢)を押し上げるイメージでしてあげてください。

流涙症

毎日清潔なガーゼやタオルで目の周りをきれいに拭きとってあげましょう。

涙がよくあふれるので、どうしても汚れやすくなってしまいます。

チェリーアイ

こちらも先ほどと同じく、目の周りを清潔に保つようにしましょう。

さて、チワワのなりやすい7つの病気についての予防法を紹介しましたが、予防できない病気もたくさんあります。

しかし、野放しで見ているだけではなく、予防できたとしてもできなかったとしても、愛犬に対してできることはできるだけやってあげたいですよね。

ひとつ、ポイントとしては、常日頃から愛犬の観察をしておくこと。

ふつうのことかもしれませんが、これが一番大切だと思います。

体調の変化にすぐに気付いてあげて、何か対策をする、もしくはすぐに病院へ連れて行くなどの対応につながるのが、日々の観察、またはコミュニケーションになります。

犬と長く過ごすため、観察やコミュニケーションを怠らないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

チワワは、犬の中では比較的長生きする動物だということがわかりましたね。

また、なりやすい病気についても理解できました。

病気にならないよう予防をし、できるだけ長くチワワと過ごせるよう、お祈り申し上げます★

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