皆さん、犬の病気でフィラリア症というのを知っていますか?
犬を飼っているご家庭ではご存知の方も多いと思いますが、簡単に言うと、心臓などに糸状の虫が入り込んで悪さをする病気です。
蚊によって感染すると言われていますが、最悪の場合死んでしまう可能性もあるので予防が大切になります。
そこで今回は、大切な犬のためにフィラリアの予防についてお話していきましょう。
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犬のフィラリアの予防はどうしてる?
犬のフィラリアの予防といっても、方法はいくつかあり、錠剤やチュアブル、スポット、注射など選択の幅も広がっています。
予防となると薬を用いるもので、注射や飲み薬を嫌がる犬もたくさんいますよね。
したがって、最近ではチュアブルが主流となっていますよ。
チュアブルはエサ型となっているのでドックフードに混ぜやすく食いつきもよくて投与しやすいですよ。
ただ、注意点としては、食べるタイプであるチュアブルや錠剤は吐き出してしまうことも多いよう。
これではフィラリア予防ができません。
犬が最後まで飲み込んだかどうかきちんと確認する必要がありますね。
チュアブルより少し費用がかさみますが、スポットタイプのものは、犬の首筋に垂らすだけなので、飲み込みが得意でない犬には最適な方法となります。
注射は、たった1回で予防できると言われています。
それだけで半年から1年間継続して効果があると言われていて、錠剤のように飲み忘れもありませんね。
しかし、懸念されているのが副作用。
他の方法と比べて比較的副作用が出やすいと言われているので、犬にとっては辛い方法かもしれません。
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どの方法が最も適しているかどうか、動物病院の先生と相談して決めてくださいね。
犬のフィラリアの薬はいつからするの?
フィラリアの薬を投与する期間は、一般的には5月から12月とされています。
蚊が飛び始めた頃から蚊がいなくなって1ヶ月後くらいまでの間が目安です。
蚊が飛び始める頃じゃ遅いんじゃない?と思われる方もいるかと思いますが、その頃にたとえ感染してしまっても、その糸状の虫は1ヶ月間はまだ幼虫なので、予防薬の効果は十分期待できるでしょう。
しかし、ここ近年はあたたかくなるのが早かったり寒くなるのが遅かったりと、地球温暖化の影響で、蚊が出る時期、出なくなる時期も変わっているかもしれません。
また、地域によって環境や気候も違います。
このことから、その年の気候や住んでいる環境に合わせて投与期間を決め、蚊がいなくなっても最後まで予防薬の投与を行い、確実にフィラリア予防をしてあげましょう。
犬のフィラリアの薬を飲み忘れたらどうなるの?
予防薬を飲ませるのをうっかり忘れてしまったとき、どうすればいいのでしょうか?
薬が効果を発揮しないのではないか、感染の可能性が高くなるのではないか、不安が頭をよぎりますよね。
1ヶ月の飲み忘れが発覚したとき、まず念のため動物病院の先生に相談しましょう。
多くの場合、投薬をそのまま続ければ問題ないと言えるでしょう。
もしかするとこのとき、すでにフィラリアに感染している可能性も考えられますが、フィラリアはまだ成長しきっておらず幼虫なので、薬を飲めば駆除できるので大丈夫でしょう。
絶対にやめてもらいたいのが、投薬を中断してしまうこと。
勝手な自己判断はやめておきましょう。
それでも飲み忘れはとても不安になるもの。
飲み忘れを防ぐために、覚えやすい投薬スケジュールを組んで、しっかり予防してあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
大切な犬の健康のためにもフィラリア対策をしっかり行いましょうね!
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