愛犬がグッタリしていたり、嘔吐すると心配になりますね。

嘔吐の後にケロッと元気にしている場合はともかく、特に心配なのが、病気が関係している嘔吐です。

今回は、嘔吐している犬の泡の色から推定出来る、犬の病気のサインを検証していきます。

危険を早く察知するためにぜひ参考にしてください。

ではさっそく見ていきましょう。

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犬が吐くときに泡を出すのは大丈夫?

犬は車に酔っても嘔吐をしますし、空腹時間が長過ぎても嘔吐します。

以下のような時には心配は要らないでしょう。

①車内で嘔吐した場合

山道などクネクネした道のドライブ時など、気持ちが悪そうにしている。

嘔吐後はケロッとしている。

寝かせてあげる・新鮮な空気を当ててあげて様子を見ましょう。

②エサを変えた後に嘔吐した場合

エサが合っていない場合。

与え続けるかどうかは獣医さんに相談して決めましょう。

③濃い味の食べ物が嘔吐の原因になる

犬のエサは常に薄味で!

④胃液が泡のように出ている場合

胃の洗浄をしている時は泡のような嘔吐をします。

嘔吐の後にケロッとしている時は心配は要らないでしょう。

上記の点からも、わざわざ嘔吐をする事で調子を整えている場合も多くあります。

発熱やくしゃみなど明らかに具合が悪い時には嘔吐物にはウィルスが混入している場合があります。

取り扱いには気を付けて、出来るだけ消毒するか清潔に保つようにしましょう。

犬が吐くときに出てくる泡の色によって何がわかる?

嘔吐物から見分ける方法を検証していきましょう。

■白い泡のような物

胃液が出ている証拠です。

何度も嘔吐すようであれば、胃粘膜に異常がある事が考えられます。

急性胃炎の疑いもありますので、獣医さんに診てもらいましょう。

■茶色い嘔吐物

これには確認が必要です。

先ずは、形や吐いた時間などを確認して、エサが消化していない・散歩の途中で中毒の原因になる何かを誤って食べてしまっていないかなどの確認をしましょう。

また、血が混ざっている場合は胃や消化器官に異常がある場合もあるので、様子を見て出来るだけ早めに受診をしましょう。

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■水を飲まない

嘔吐が酷くて食べ物はもちろん水分も受け付けない場合があります。

頻繁な嘔吐により胃壁を傷つけている場合もあるので、注射器(シリンジ)で少しでも飲ませるか、口の中を湿らせてみる事も出来るでしょう。

出来るだけ早く獣医さんに診てもらいましょう。

また、獣医さんによっては点滴や処置を施す事をためらって先延ばしにする事もあります。

飼い主さんの観察と正しい判断が特に必要になります。

犬が何度も吐く場合は病院に急いでいった方がいい?

犬が嘔吐を繰り返す場合は以下のような原因や病気が隠れている場合があります。

急いで病院に連れて行く必要がある場合があるので、ぜひ覚えておきましょう。

①おもちゃなどを飲み込んだ

誤って異物が胃や腸にまで侵入してしまった場合は、嘔吐やグッタリした姿など明らかに不調を訴えます。

獣医さんはレントゲンを撮り、下剤・胃カメラなど適切な処置を施し、最終的には手術をすすめるでしょう。

②危険な薬物を飲み込んだ

拒否反応から何度も嘔吐する場合がこれに当たります。

テーブルに薬を置きっぱなしにしないように気を付けたいですね。

③胃炎・胃潰瘍が原因

泡が黄色かったり茶色をしている場合には内蔵に疾患が隠れている場合があります。

症状が出る時間・嘔吐物など獣医に報告して正しい処置を仰ぎましょう。

症状によっては血液検査・入院などが必要になります。

④仔犬に多い嘔吐

空腹から吐いてしまう・早食いから吐いてしまうなどの症状が出ます。

グッタリしていなければそれほど心配は要りませんが、早食いを防ぐには数回に分けて与える・お湯でふやかして与えるなどの工夫が出来ます。

⑤老犬に多い嘔吐

嘔吐を繰り返す・吐きたそうなのに吐けないなどの仕草が出る時には出来るだけ早く獣医に連れて行きましょう。

ガン・腎臓や子宮の病気・胃捻転や胃炎・慢性的な病気などが隠れている場合があります。

まとめ

気を付けたい嘔吐から、様子を見るだけで良いものまで様々な嘔吐があります。

普段から、よく観察して異変に早く気が付いてあげられるようにしましょう。

吐いたもの・色・時間などチェックしておきましょう。

また、ストレスなどで不調にならないようにもスキンシップと運動不足には常に気を付けてあげたいですね。

お大事にしてください。

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