猫も便秘になるということ、皆さんはご存知だったでしょうか。

実は、猫も人間と同じく便秘になるんです!

猫を飼っている方は、猫の便秘がなかなか治らずに悩んだことのある方もいるでしょう。

そこで、猫の便秘はどれくらい続くのか、何か解消する方法はないのかをご紹介してまいりましょう!

良かったらご参考にしてみてください。

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猫の便秘は何日ぐらい続くの?

まず、猫の便秘は何日くらい続くのかという疑問について。

はじめに、便秘と言っても、どれくらい排泄しないと便秘と見なされるのでしょうか。

結論から申しますと、猫によって便秘は何日からという目安が違っているのです。

猫の種類や性質によって便秘のタイプがさまざまですので、事前にどんなタイプであるかを知っておかなければいけませんね。

また、日頃から猫がどのくらいの頻度で便をしているのかを確認しておくことも大切ですね。

個体差はありますが、猫は基本的に1日1回便をします。

だいたい3日間排便がなければ便秘と見なすことが多く、食欲があり尚且つ3日以上排便のない場合は便秘の可能性が非常に高まります。

猫が便秘になったときのようすや症状としては、トイレに排便しにいかない、トイレに行った排便のポーズをしても便は出ていない、排便の際に変な鳴き声できばる、便が細い・小さい・コロコロしているなど、これらのようすが顕著に出るので、チェックしてみてください。

猫の便秘を放置しておくと重症化してしまい、吐き気、食欲不振、脱水症状などに発展してしまいます。

まれに、便が出ないことからお尻を過剰に気にしてしまい、お尻を舐めまわして口臭がきつくなることもあります。

何日待っても排便が確認されないようですと、確実に便秘であると言っても良いでしょう。

このとき、おなかを触ると硬い塊のようなものに触れることもあります。

これは、便秘のために排出できない便が溜まっていると言えますね。

これが不快感につながり、飼い主さんがおなかを触ろうとすると過剰に嫌がるのも、便秘が理由となっているのですね。

このときは動物病院へ連れて行き、適切な治療を早急に受けるようにしてください。

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猫が便秘の時のマッサージの仕方は?

では、この猫の便秘をおうちで解消する方法はあるのでしょうか。

実は、おうちでもできる便秘に効果的だと言われているマッサージがあるんです!

マッサージ方法はいたって簡単。

猫の下腹を「の」の文字を書くように優しく手で撫でてあげるだけです。

これで簡単にガス抜きができると言われています。

ガス抜きをすることで、悪くなっている腸の動きをよくしてくれるので、このマッサージは軽い便秘の際に試してみると効果的でしょう。

マッサージの時間は特に指定なく、ただ単に「便秘のため」でなくコミュニケーションの一環として行うことをおすすめします。

回数で言うと、1日2回を目安にしてください。

マッサージをして2、3日で排便があると言われています。

しかし、便秘が改善してから一発目の排便では、便が黒かったり固かったりと不健康なようすが見て取れると思います。

これは、1週間ほど経てば徐々に以前のような健康的な便が出るようになるので、便秘解消マッサージは1週間継続して施行してみましょう。

また、先ほどもチラッと申しましたが、便秘中の猫はおなかを触られるのを過剰に嫌がります。

なので、便秘解消マッサージも嫌がることがあると言われています。

それは、便が溜まっていて触られると痛かったり違和感があったりするから。

このようにマッサージを拒否される場合は、無理してマッサージを強行しないようにしましょう。

ただ、何度も繰り返しマッサージを拒否されるときは、重度の便秘や他の病気を併発している可能性が考えられます。

その際は、猫のようすを細かくまとめておき、動物病院へ行きその報告をして、治療を進める方がいいと思われます。

猫の便秘は薬を使った方がいいの?

猫の便秘解消につながるマッサージをご紹介しました。

では、マッサージ以外の方法で便秘解消の手助けをしてくれるものはないのでしょうか。

すぐに思いつくのは、薬を服用するという方法ですよね。

人間でも便秘になったときに薬を飲む方も多いと思います。

猫でも対応できる薬があるのでしょうか。

そしてその薬は便秘解消の第一候補として常用してもいいのでしょうか。

まず、「ビオフェルミン」、人間の間でも効果的だとされているお薬ですが、副作用もなく、猫も服用できる整腸薬です。

半分の量を細かく砕いてエサを一緒に食べさせましょう

他の整腸薬や整腸サプリも効果があると言われていますよ。

例えば、オリゴ糖、猫用ヨーグルト、ミルク、ガスモチンが腸の働きを整えてくれますよ。

次に、浣腸。

これも一種の薬ですよね。

動物病院で処方される猫用のものを使用しましょう。

ただ、浣腸はあまりおすすめではありません。

何故かというと、子猫や年老いた猫にとって浣腸は身体への負担が大きいのです。

排便を直接促すため有効であると言われてはいませが、やり過ぎには気をつけるようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

たかが便秘だからと言って甘く見てはいけません。

猫にとって便秘はしんどく、もしかすると何かしらの病気の初期症状かもしれないので、できるだけ早く解消してあげたいところ。

猫が楽に過ごせるようにサポートしてあげたいですね。

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