犬は人間よりも床に近い場所にいるため、私たちが思っている以上に冬場は冷気を感じやすく、冷えてお腹の調子を崩す子や寒がる子も少なくありません。

犬用腹巻は、人同様お腹を温めるのに有効なアイテムです。

今回は犬用の腹巻について簡単に作れる方法や代用できるものをご紹介したいと思います。

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犬用腹巻の作り方は?

犬用の腹巻は簡単につくることができます。

腹巻に使用する素材には、自宅にあるフリースやウール、コットン、ニットなど伸縮性のある生地が適しています。

他に準備するものは100均などでも購入できるマジックテープや、スナップなどです。

調節することも考えるとマジックテープがおススメですが、素材によってはスナップの方が使いやすい場合もあります。

腹巻に使用する生地を、愛犬のお腹の幅に合わせてカットしていきますが、この時におしっこ周りに生地がかぶらないようにしましょう。

腹巻は使用しているうちに伸びてしまうことを考えて、後々調整できるようにマジックテープは10㎝幅ぐらいのやや幅広で腹巻に縫い付けるようにします。

生地が伸びてくるのを防ぐ方法には、腹巻の表の面を伸びない麻生地なので縫い付けるというやり方もあります。

片面側に伸びない素材の生地を縫い付けて使うことで、洗濯で伸びるのを防ぐことができます。

あとはクルッとお腹に巻いて背中で留めれば腹巻の完成です。

調整してもまだ大きい場合などは、腹巻の内側にもう一枚厚めの生地を重ねるか、服を着せた上から巻くなどするとちょうどよく収まります。

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犬の腹巻を100均のものを使ってもできる?

100均にあるもので犬用の腹巻に使えるものもあります。

今時期、冬用の暖かグッズも豊富に取り揃えている100均ですがその中で犬用の腹巻に使えるグッズがあります。

そのまま犬のサイズに合わせて使えるものもありますし、サイズが合わなければ簡単リメイクでサイズ調整することが可能です。

何と言っても100均なので気兼ねなく色々試せるのが魅力です。

①人用腹巻
サイズが合えばそのまま使えます。
大きい場合にはカットして、ちょうどいいサイズにリメイクします。

②ひざかけフリース
フリース素材は繊維同士が絡み合っているため切りっぱなしでもほつれにくい点でおすすめの素材です。
マジックテープやボタンを取り付けた時には、薄手より厚手のフリース生地の方がよれず、開閉しやすいので厚手のフリース生地を選ぶようにします。

③ネックウォーマー
100均にあるネックウォーマーはモコモコ素材やボア、フリースなど様々な素材が豊富にあります。
ネックウォーマーは、お腹に収まる形になっているので、サイズが合えばそのまま利用することができます。

④レッグウォーマー
モコモコした暖かい素材が多く、腹巻にちょうどいいアイテムです。
不要な部分はカットして腹巻として使用することができます。

犬の腹巻の代用に何か使えるものはあるの?

犬用の腹巻に代用できるものもあります。

もしも、代用したいものの長さが、お腹だけではなく、犬の肩部分まできてしまう長さの場合には、足が通せるぐらいの切り込みを2か所作ると、服としても腹巻としても活用でき、ずり下がることもありません。

①人間用赤ちゃん腹巻
人間の赤ちゃん用腹巻は、肌に優しい素材のもので作られているので皮膚疾患のある犬用に使うのに特におススメです。

②ウール素材のタイツ
伸縮性抜群のタイツは保温効果も高く、肌にも密着するのでお腹が弱い子におススメです。
きつすぎないかを確認してから腹巻に使うようにしましょう。

③マナーベルト
マナーベルトとは、オス用のおむつのことです。
腹巻のような形状で、尿の吸水パッドを内側に貼って使用します。

マナーベルトには、内側にゴム止めがついているものがあるので、自宅にある暖かいフリースやボア素材などを、ちょうどいい大きさにカットしたものを挟めるだけで腹巻の代用として簡単に使うことができます。

まとめ

犬用の腹巻はペット用を購入する以外に愛犬のサイズにあわせて自宅にあるものや、100均にあるもので簡単に代用することができます。

犬のお腹は、ほかの部位より被毛の量も少なく、寒さを感じやすいのでぜひ腹巻で冷え対策してみてはいかがでしょうか。

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