犬の鼻って、普段は濡れて湿っていますよね。

しかし、乾燥していることもあるんです!

ひび割れて痛そうにしていることもたまにあるかも。

実は、犬の鼻は健康の目安と言われているほど重要なポイントなんです!

今回は、犬の鼻の乾燥についてお話を進めていきます!

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犬の鼻が乾燥するとどうなるの?

犬の鼻の乾燥の原因は一体何なのでしょうか?

まず病気以外の原因として考えられるのが、水分不足、老化、寝起き。

夏場、私たち人間も水分不足に陥って脱水症などになりますよね。

犬も同じ、水分不足になりがちなんです。

温度や湿度を見ながら、その犬に合った方法で水分補給を手伝ってあげましょう。

老化、これは避けられないことですよね。

老化し身体の機能が衰退することで保水力もなくなり、肉球や鼻が乾燥してしまうこともしばしばあるようです。

体調の変化をこまめにチェックしてあげることが大切ですね。

寝起きの犬の鼻が乾燥している、これはよくあることです。

寝ているときは特に乾燥しやすいので、起きてすぐ乾燥しているのは仕方のないことなのかもしれませんね。

次に、病気である可能性についてお話します。

一つ目に、アレルギー。

犬の鼻は、さまざまなものに触れる機会が多いです。

その触れたものの中に身体に合わないアレルギー反応を起こしてしまうものがあると、鼻の乾燥につながることがあります。

散歩のときに地面のにおいを嗅いだり、食事のときのお皿に触れたり、数えきれないほど鼻に何かが触れる機会があります。

注意して見てあげましょうね。

二つ目に、角化症。

皮膚の乾燥や硬く分厚くなることが主な症状として挙げられますが、こちらについてはあとで詳しくみていきましょう。

三つ目に、天疱瘡。

外部から入ってきた有害な物質やウィルスに免疫が働き、体内から出そうとする自己免疫疾患のひとつです。

本来であれば守ってくれるはずの免疫が、何故だか有害なものとして扱われ、内部から攻撃を受けることで発症してしまうのがこの病気の仕組みです。

この病気の場合は、紫外線対策をした上で、薬での治療に取り組んでいくこととなります。

犬の鼻が乾燥が気になる場合はこちらでも書いています。

犬の鼻が乾燥しているのは老化したから?かさぶたがある時は病気なの?

犬の鼻がひび割れてるけど大丈夫?

おうちの犬、元気なんだけど鼻がひび割れているとき、このときは角化症である可能性が高いです。

角化症とは、皮膚がカサカサ乾燥したりひび割れたり硬く分厚い皮膚になったりと、角質が正常な状態を保つことができない病気です。

原因としては、もともとの犬の体質の場合と、他の皮膚疾患が引き金となって角化症になってしまう場合との2つが考えられています。

ほとんどが後者の理由だと言われており、膿皮症やアトピー、食物アレルギーによる湿疹がきっかけで角化症になることが多いため、皮膚トラブルで長い間、問題があったりアレルギー体質の犬は注意して見てあげたいところです。

角化症の治療法は、その原因となっている皮膚の病気を完治させることが角化症を治すことになります。

主には、角化症の症状にあった対症療法を行っていきます。

皮膚の乾燥に対しては、保湿効果のある薬を塗ったり保湿シャンプーをしてあげるようし、かゆみに対しては、それに対応した薬を塗布して治療をしていきます。

また、スキンケアを行うことも角化症の治療になると言われています。

たかが犬の肌だと言わず、お手入れを入念にしてあげましょう。

やっぱり不安だとか心配だとか感じるときは、その時の皮膚の状態を観察し、それを動物病院の医師に伝えてアドバイスをもらいましょう。

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犬の鼻に塗るクリームは人間と同じでもいいの?

では、犬の鼻に保湿クリームを塗ってあげるとき、私たち人間の使うような化粧水や乳液、保湿クリームを使用しても問題はないのでしょうか?

実は、人間にとってはそうでなくても、犬にとっては害のある物質が入っていることもあるようなので、できるだけ犬用の保湿クリームを使ってあげるようにしましょう。

クリームの塗り方は、乾燥していた鼻をまず湿らせ、それから塗布してください。

ヒアルロン酸やホホバオイルが含まれたものが有効だと言われているので、是非試してみてください。

クリームを塗って乾燥を防ぐ他の方法としては、水分補給をしっかりしてあげること、これが大事になってきます。

水分不足が要因となって乾燥していることもよく見られます。

水を飲むのが苦手な犬もいますので、上手に飲めるよう手伝ってあげることも必要になるかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

鼻の乾燥をチェックすることで、病気を早期発見でき、すぐに治療に取り掛かることができるので、犬の健康の目安として毎日鼻をチェックすることが大切だと言えますね。

少しでも異変を感じたら、動物病院へ連れて行ったり医師に電話して相談してみたりしてくださいね。

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